9月18日(月祝)「田子西三丁目町内会敬老を祝う会」にゲスト出演~

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 昨年の10月に歌声喫茶をさせて頂いてから、ほぼ一年ぶりの訪問で、私たち合唱団の45回目の震災復興支援活動」となりました。 
 田子地区には、さらに集合住宅や一戸建ての復興住宅が増えたようでした。 こちらはもともと、JR・バイパス・高速道路等、交通の便がよいところで、商業施設や病院、学校も近くにあり、住みやすいところだったとは思いますが、さらに賑やかになり、暮らしやすくなりましたねぇ。
 新しい団地での生活も2年になり、会長さん初め、皆さんのご努力で、町内会の活動も活発です。 私たちには、前回の訪問の時に、「是非、夏祭りに」というお話を頂いておりましたが、合唱団の都合がつかず、今回の「敬老を祝う会」への出演となりました。
 昨年は、住民の皆様には、近くのお友達も誘って参加して頂き、とても賑やかに盛り上げて頂きました。
 この日の「敬老を祝う会」には、町内会の75歳以上の方が招かれておられ、90歳以上(95歳以上の方も)の方も10人弱、素晴らしいです。 他に、町内会の役員の方々もいらっしゃいました。 参加の皆様はとても穏やかで、私たちのいろんな要求(?)に快く、しかも楽しそうに応えて下さいました。  
           ほっぺに赤いシールを貼って「いい湯だな」を歌い踊って下さったり、
            呼びかけに応えて、前に出て「知床旅情」を、朗々と男声合唱して下さったり、
           「花笠音頭」や「大漁唄い込み」を、その場で手を動かしながら歌い踊って下さったり、
           男性の方も、「ふるさと」の手話をして下さったり・・・と。
 協力的な皆さんのお顔を拝見しながら、筆者は、『今回の震災で、みなさんは大変な苦しみ、悲しみを体験なさったでしょうに、今こうやって穏やかに日々の生活を送られるのは、現実をしっかり受け止め、あきらめず、お互いに認め合い、支え合い、ともに過ごして来られたからなのだろう』と、また、『どんなささやかなものであれ、寄り添って力になりたいと心を寄せる人々には、ありがとうの気持ちをもって応えて来られたからなのではないか』
と、一種感動に近いものを感じてしまいました。
  
 そして、わわわさんの司会も素晴らしかったですねぇ。
 『私も皆さんと同世代。 一口に75年といいますが、すごい時間を生きてきましたよね~。 まるで、今日の天気のようでした。「嵐のあとの晴れ」~  これからの人生もその繰り返しなのでしょうが、皆さん、長生きの秘訣は何なんでしょう? 3Kですって。 「教育」「教養」「貯金」。 私、持っているんですよ。そして、皆さんも持っていますよ。
今日行くところがある」 「今日用事がある」 「める肉を・・・運動、歩くこと」。今日ここに来られた皆さんは、三拍子もっていますね。 これからも元気で長生きすること間違いなしです。
それでは歌って踊ってしゃべって笑って、楽しく一時間ほどおつきあい下さい。
今日のテーマを ”人生の応援歌”としたいと思います。』 もうもう、あまりの素敵な挨拶に大拍手でしたぁ!!
 
 今回の担当の大原さんが準備してくれた歌集を皆様にお上げして、その中から先ずは、秋の歌の「赤とんぼ」「リンゴの唄」を歌いました。今回も歌集の他に、ニキさん操作のアイパッドを使ってモニターTVの活用。集会所もハイテクです。
 持ち時間が1時間といつもより短いので、次はすぐ「ズンチャッタ・バンチャッタ」。ニキさんと太田さんの絶妙なやり取りには、「不倫」「80歳でウェディングドレス」などびっくりするような表現が入るも、全然違和感もなく大受け。「歌っていると、もう杖などいらない」というニキさんの一言に、「そうでなくっちゃぁ」と納得なのでした。
 続いて直美ちゃんの指導で、レクダンス「いい湯だな」。 全くぅ、今年度普及部リーダーの直美ちゃんの指導のうまさには脱帽ですねぇ。参加の皆さんも大喜びでした。
 今回は休憩なしで、どんどんと歌い踊り、大詰めで団演奏。 太田さんのソロ入りコーラスで「夜明けまで踊りたい」を聴いて頂き、アンコールに応えて太田さんのソロ「ラ・スパニヨーラ」。
 そして、最後に手話をつけながら、みんなで「ふるさと」を歌って終わりました。
 会場に流れた歌は全部で13曲。一時間の持ち時間をたっぷり使っての充実したステージでした。
 
 この日の参加者は、住民のお客様25人、団員15名、そして小林先生で、41名の集いとなりました。
 
  なお、今回は、私たち参加団員にもいろいろお気遣いを頂き、大変恐縮しております。本当にありがとうございました。「一緒にお祝いの会食を」と、お声を掛けて頂き、代表して今回の担当者が参加させて頂くことになりました。そして、その残った団員と住民の皆さんとの間に交流もありました。
 鳴子から移り住まわれている住民の方から、「『いい湯だな』の中で『鳴子の湯』と歌われているのを聞き、どきっとした。なんだか心が和んで、お弁当も残って一緒に頂いた。この会のお陰で、住民の皆さんとつながりが出来た」とお話し頂いた、とのことでした。とても嬉しいことですねぇ。
 
 小林先生、参加団員の皆さんには、大変な日程になり、本当にお疲れ様でした。 また、担当の普及部の皆さんには、打ち合わせから最後までいろいろ大変でしたね。お疲れ様でしたぁ!
 
 最後にもう一度、「ご参加頂いた皆様、本当におめでとうございました。 これからもお体に気をつけて、お元気で過ごされますように~」 勝手に写真部長