6/26(金)名取市箱塚桜団地仮設住宅うたごえ喫茶 歌好きの皆さんと楽しいひととき!


イメージ 1
前回2013年3月22日にお邪魔したとき、お住まいの仮設住宅を「団地」と命名された住民の皆様のお気持ちを伺い、思わず涙が出てしまった。さらに歌や踊りをともに楽しんで、いたわり合ってお過ごしの姿に感動したのでした。名取市で最初に出来たこの「桜団地仮設住宅」にお住まいだった方のうち、三分の一の方は、現在すでに新しい生活を始められたとのことです。
この日参加の皆様は、歌がお好きな方が多かったようです。小林先生のピアノに合わせて、次々と気持ちよく歌って下さいました。
例の黄門様の「ああ人生に涙あり」を健康体操などしながら歌った後、「では、このメロディーで、『どんぐりころころ』を」と司会のふくちゃんが促すやいなや、ピアノが始まる前に歌い出す、という「やる気満々の積極的な姿勢」! 本当に乗りのいい協力性満点の皆様で、私たちも驚き、感激でしたぁ。
今回は、とこさんの機転で、「リクエスト曲」を紙に書いて頂きました。今までは、「少人数だからその場で言ってもらって、気軽に~やろうよ」と、参加の皆様に負担のかからないやり方でやっていたのですが、タイミングもあり、曲名を口に出すのも気遣う方もいらしたのかもしれませんね。リクエスト用紙を使うのもアイディアのようです。
ふくちゃんの明るくも優しい雰囲気に話も弾み、「夏の思い出」では「尾瀬に若い頃行ったよ~~」、「下町の太陽」では、「いい歌だねぇ~~」と曲に対する感想のやりとりも、和やかで楽しいのでした。さらに、地元「閖上大漁祝唄」を歌いながら踊って下さいました。 今や私たちの大好きな、自慢の持ち歌になっているこの歌は、名取の「仮設住宅うたごえ喫茶」で住民の皆様の演奏を聴いて、小林先生が合唱曲にして下さったもの。その、原曲を一緒に歌ってきました。とても嬉しいひとときでした。
と、ここでふくちゃん、「閖上では焼きガレイがよくとれたそうですものね~」
みんな、「そうそう」と頷きながらも、「焼きカレイがとれる?」と不思議に思っていたところに、わわわさんの登場!!!!!! 「30年前の子供の頃(???)、売りに来た焼きガレイを食べたのよ。とてもおいしくてごちそうだった~~」と、助っ人・・・ 楽しい訂正解説が入ったのでした。そんなやりとりがあったからでしょうか、ますます和やかで距離が縮まったのでした。 
歌のお姉さんのようなあま~い声で、今もなお、女学生のような雰囲気を持つ素敵なふくちゃんの今回のエピソードで、筆者写真部長のふくちゃんへの憧れ度はさら~にアップしたのでしたぁ。ふくちゃんには、仮設の皆様のご事情で当初の計画を大きく変えなければならない中での司会、大変だったことと思います。それでも、見事に明るく進行して頂きました。本当にありがとうございました。
さらに、ふくちゃんの「ふるさと」の手話指導があった他、住民の方の「浜辺の歌」のソロもあり、「北上夜曲」のデュエットもあり、自然発生的な手拍子ありで、ほんといい「うたの時間」でした。
今回のお楽しみ「ズンチャッタ・バンチャッタ」は、元祖カップルのニキさんと太田さん。何しろニキさんは太田さんを「カマバンチャン」と昔からの団員しか分からない呼び方をするのですから、二人が現れただけで笑いが一杯なのでありました。
ニキちゃんといえば、今回は途中までタンバリン係も担当!! なかなかでした。また、名取で合唱指導している団員の方も参加者の中におられ、よかったですね。
最後になりましたが、今回も、地元名取で頑張っている休団中の団員美穂さんが駆けつけてくれました。団演奏の「ブラボー」も一緒に歌ってくれましたよ。「みんつく」も参加OKのようです。嬉しいですね。  
この日会場に流れた曲は19曲、参加者は「歌ってすっきりした」と喜んで下さった住民の方14人と支援員さん:団員10人と美穂さん、そしていつも素敵なピアノの小林先生でした。また、ごじゃさんのブログのお友達から支援に頂いた絵はがきも喜んで頂きました。皆さん、本当にお疲れ様でした。       
 以上、記事の投稿が遅くなってごめんなさいの勝手に写真部長でした。