11月10日(金)燕沢東市営(復興)住宅&燕沢東町内会で46回目の支援歌声喫茶

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 燕沢東市営住宅には昨年5月にお伺いし、今年の6月に2度目の訪問をさせて頂きました。いずれも、お客様は市営(復興)住宅の住民の皆様が中心でした。自治会の運営に役員の皆様が大層心配りをなさり、今やとても和やかな関係を築いておられる住民の皆様。 その地域に以前からお住まいの皆様との交流にも積極的で、今回は、町内会の皆様との交流をさらに深める行事にしたいということで、そのお手伝いの訪問となりました。参加者は復興住宅の住民の皆様が14人、地域の皆様21名、団員が8人、そして小林先生で、44名の歌声喫茶になりました。
 会場は、地域の東部公会堂をお借りしました。「公会堂」という名前からイメージするような大きいホールではなく、今でいう集会所ですが、地域の方々に便利に利用されてきたことが感じられます。天井も高いし、ちょっとした畳敷きのスペースがあって、それがステージのような感じで、広さに余裕があり、いろんな行事に対応できそうな会場でした。 
  会場設営には住民のお世話役の方々がご協力下さり、テーブルには、私たちがお持ちしたお茶菓子、団員からのプレゼントのもぎたて山形リンゴの他、住民の方々からの美味しいみかんが並び、喫茶も会場の設備に慣れておられる住民の皆様のご協力を頂きました。 また、お菓子は、今回も住民の皆様手作りの、舟の形をした折り紙の菓子皿をお借りしました。 本当に、みんなで取り組んだ共同開催のようで、よかったです。
 
 この日は、午前中に、高齢の方々を中心とした定例の茶話会があったとのことで、どうりで皆様の集まりもよく、準備もあっという間に終わり、今か今かと開会を待つ雰囲気に~~ そこは臨機応変に、少しだけ早めの、5分前スタートとなりました。
 今回の司会は、超ベテランのニキさん。 会場にアイパッドや、スクリーン等の機器を持ち込んでくれました。みんなで顔を上げて歌うのは本当にいいものですねぇ。でも、他に操作出来る団員もいないので、結局、操作も司会もニキさん一人で、大変だったことでしょう。本当にありがとうございました。

 先ずは、季節の歌で、「里の秋」「真っ赤な秋」「冬景色」と歌い、石巻出身の方からのリクエストで「大漁唄い込み」を大原さんの踊り付きで歌いました。リクエストされた方は「み~んな流された」とお話していらっしゃいました。穏やかにほほえんでいらっしゃいましたが、この6年半、きっと大変な思いをしてこられたことでしょう。
 続いて、「青葉城恋歌」「寒い朝」の2曲を歌った後、団長の珍田さんの「餅つきあそび」。みなさん楽しそうでした。歌うだけでなく、体を動かすのもいいものですねぇ。
 そして、団演奏の「高原列車は行く」の演奏。お客様からは、もっと合唱を聴きたい、という有り難い声もありましたが、参加団員の人数・パートバランスに問題ありで、今回は一曲のみでした。
 でも、その代わりに、おしゃべりに花が咲いた休憩の後に、太田さんのソロ演奏「夜明けまで踊りたい」と「帰れソレントへ」を楽しんで頂きました。 2曲とも皆さんがご存じの曲で、大きな拍手を頂き、とても喜んで頂けたと思います。
 続く「手のひらを太陽に」「ふるさと」のリクエストには、手話も付き、住民の皆様も気楽に手を動かしながら歌って下さいました。また、住民の方も前に出て「贈る言葉」を歌って下さり、「ブラボー!」の声がかかりました。
 
 そして、なんと、ここで小林先生進行による「イントロクイズ」が入りました。いつも、伴奏に徹して下さり、必要なときは軽く一言助言を下さるも、おおむね進行は団員にまかされるのですが、今回のお客様はラッキーでしたねぇ。小林先生とのクイズタイムで、やり取りを楽しんで頂けましたからねぇ。 今後の支援歌声喫茶でも継続してお願いしたい企画でした。しかも、このクイズには賞品付き~~、なおなお楽しでしたね。
 
 さらに、リクエストの「四季のうた」を、これも、珍田さんの手話付きで歌い、「昴」や「母さんのうた」を歌い、最後に、「イントロクイズ」の答えにもなる「リンゴの唄」を大合唱して会を終わりました。 と、参加者のお一人が立ち上がって、「ありがとうございます。きっとあちらで喜んでいると思います。」とお礼を。三年前に亡くなられ、まもなく命日を迎える大切なお身内様がお好きな曲だったようです。  この日会場に流れた歌は、全部で18曲でした。

 ミーティングには、お世話を頂いた役員の皆様にも入って頂きました。
参加者の方から、歌い始めて間もなくから、「たのしいねぇ。今度もまた参加する」という声が聞かれたとか。
訪問した者として、喜んで頂いて本当によかったと思います。
 そして、訪問する団員が少人数であっても、皆様にお聴かせできる合唱曲をいくつかちゃんと持っていなければなぁ、と感じました。 
 小林先生には遠くまで、ありがとうございました。 
 また、担当の大原さん・橋本さん、そして参加の団員の皆さんにもお疲れ様でした。   勝手に写真部長