1月20日(火)31回目の仮設住宅うたごえ喫茶は塩竃市伊保石ステーションにて

イメージ 1伊保石ステーションでの「うたごえ喫茶」、最初は震災の年の12月、2回目は伊保石仮設住宅ソング「みなと みなと」のお披露目もあった春の日、3回目はお盆過ぎの暑い夏の日、そしてその打ち合わせに伺った時の短かめの「うたう会」と、今まで3.5回になります。
20日の「うたごえ喫茶」も和やかで楽しく、またじんとする忘れられないものになりました。
住民の皆さんは、小林先生のことはしっかり覚えていらして、素晴らしい伴奏を期待してニコニコしておられました。「やっぱり小林先生に来ていただくのが、一番の贈り物だゎ~」と、プロジェクトのメンバーはみな感じましたよ~。
司会は、伊保石ステーションの皆さんとはおなじみの太田団長さん。自然体でユーモアあふれるトークが魅力的です。最後の曲「ビリーブ」になったとき、「3時5分から用事ある人いないよねぇ。ちょっと延長しますぅ。」で笑いを誘い、歌い終わったあと、「団員がちょっと色をつけて、とってもいい合唱団になりましたぁ。伊保石合唱団~」と、わかせました。
今回も私たちの「閖上大漁祝唄」の演奏のほか、にきさんと団長さんの新バーションの「ズンチャッタ・バンチャッタ」があったり、水戸黄門の主題歌のメロディーで「ドングリころころ」を歌う替え歌(?)があったりと、皆さんに喜んでいただきましたが、一月にふさわしい楽しい出し物もありました。
「お正月の餅つきはペッタン・ペッタン・ペッタンコ~」というよこちさんと初参加ちゃまさんの「餅つきあそび」。楽しそうで、小林先生も「俺、やっから」と参戦!大盛り上がりでした。小林先生は遊びなのに大まじめで、「必死の表情だった」と、後で言われ、皆で大笑いでした。
途中、お世話をいただいたえぜるプロジェクト代表の方から、悲しいお話がありました。
いつものお仲間うちにご不幸があったとのことでした。お話の後「見上げてこらん夜の星を」を、みんなでご冥福をお祈りしながら、心を込めて歌いました。
住民の皆さんはこれから少しずつ復興住宅などに移られることになるわけですが、仮設住宅でのつながりも切れてしまうと悲しむ人も多く、いろいろと厳しい現実に変わりはなく、私たち合唱団の支援活動はこれからますます必要とされる、という代表の方からのお話もありました。
 
この日集会所に流れた歌は20曲。
参加者は、住民の方とボランティアの方で20人、合唱団セデスさんから高津さん、団員14人、そして小林先生で、全部で36人の参加でした。
また、皆さんにはごじゃさんの友人で明石市にお住まいの方から送られた絵はがきをお持ちしました。また、トコさんより新鮮イチゴの差し入れを頂戴しました。
参加の皆さん、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。      勝手に写真部長