震災復興支援活動「仮設住宅うたごえ喫茶」29回目 そして遅ればせながら28回目

7/29(火)支援活動仮設住宅うたごえ喫茶29回目は名取市植松入生にて
名取市で三番目に大きい仮設住宅は4号線バイパスからちょっと入ったところにありました。切妻の屋根をもつ150戸の仮設住宅。集会所も広く、流しがホールに付いていて、何だか家庭的~ お住まいの皆さんも、居心地のよい空間になるように手入れをしておられるようでした。
いつものように、団員が声を張り上げてお誘いにまわったのですが、出足がいまいち~ 
どうやら午前中に楽しい行事があったとのこと、さらに暑いしぃ・・・、ひと休みしてからでなければ動けませんよね~。分かります分かります。なのに、「年配の人が多いし、仕事や買い物やデイサービス、美容院に行く人もいるからね~ 引っ越した人も多くなったしね~」と、ご説明いただきました。団員は、参加者が少なくとも全然気にしていませんからね~ それよりも、「折角来てくれたのに参加者が少なくて申し訳ないね~」とお話し下さる住民の皆さんの気持ちがとても嬉しく思われました。
そんなちょっと遅れて始まった本日のうたごえ喫茶でしたが、参加者は、住民の方17人、小林先生と地元で奮闘する美穂さん、そしてお手伝い頂いた頼もしい宮うたのお仲間5人、団員8人、合計32人でした。それから終わり近くになって、名取市の支援担当の方も二人見学して行かれました。楽しく和やかな雰囲気に、ニコニコしておられましたよ~
「高原列車はいく」から「花は咲く」まで14曲の歌が響き渡り、可愛いAちゃんの参加もあり「ビリーブ」や「さんぽ」も歌いました。そして、ニキさんと知子さんの「ずんばん」、みんなで大笑いでした。ただ、パートバランスが悪く団の演奏がなかったのが悔やまれますね~~
今日はなんといってもマッチさんの司会が素晴らしかったです。自然体で、優しさにあふれていました。
暑い中、参加して下さった「みやぎ紫金草合唱団」「ふきのとう」の皆さんにも心から感謝します。 勝手に写真部長
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遅ればせながら28回目
5/20(火)荒井小学校用地仮設住宅住宅うたごえ喫茶
荒浜に住んでいた方が多い仮設住宅です。被災した荒浜小学校は4階建ての大きな学校でした。津波で2階天井まで浸水したので、3階4階に避難してようやく助かりました。被災した学校は居住できない地域になっているので、新設する小学校用地に仮設住宅が建設されました。
その荒井小学校用地仮設住宅での「うたごえ喫茶」は、「夏は来ぬ」で始まりました。そして、「ふるさと」のリクエストが出たところで、よこちさんの手話指導。続いて、住民の方の「がんばれ援歌」の歌と踊りが披露されました。団より「花笠音頭」の返礼があり、かわいい男の子の踊りも入り、みんな笑顔でした。団演奏は「閖上大漁祝唄」で、どらえもんさんと団長による「ズンバン」もみんなの笑いを誘いました。
司会のドラちゃんの見事な話術に感心しているうちに、どんどん歌や踊りが出て盛り上がり、すご~い、全部で18曲の歌が響き渡りました。参加者は26人で、若林区選出の市会議員さんや、宮うたのお仲間2人、団員の家族もいました。他に自治会関係の方が2人いました。そして団員は13人と小林先生でした。
みんなの歌い慣れている「花は咲く」はしっとり上手で、、自治会の方から「みんな歌うのが好きなの」とお話し頂きました。
いろいろな事情をご存じの参加者から、「移転のこととかでいろいろと複雑なのに、ここで一緒に歌っている。それって凄いことだ」とうかがいました。 皆さんのつらい胸の内に心が痛むと同時に、「歌の力」を感じました。 
(お忙しいところ、tokoさんに情報を送って頂きました。ありがとうございました。)
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