校舎の外壁、二階の天井あたりに青いプレートが打ち付けられていました。
「2011/3/11
東日本大震災 津波浸水深 ここまで」と書いてあります。
子供達の足では、安全な高台に避難は無理と判断して、2階に避難して、
さらに全員狭い階段を上って屋根裏部屋に避難したとのこと。
そこで、引き潮と押し寄せる波がぶつかって波が高波にならずに済んだという奇跡的なことが起きたとのことです。
この校舎は、
津波の慰霊の建物として、学びの建物として残されることになったとのこと。
目を閉じると、何事もないときの明るい子供達のはしゃぎ声と、あの時の恐怖の声が、混じり合って聞こえてきそうです。