前夜の雪で心配されましたが、幸いお天気に恵まれました。
福島県と接する山元町は、雪の少ない温暖な町なのですが、海辺の冬の風は冷たかったですねぇ。
苺やリンゴ、ホッキ貝などで有名な山元町は、景色の良い過ごしやすいところということで、気に入って引っ越して来られた方も多いということでした。
子供達にも自然豊かでのびのびできる学習環境を、ということから、常磐線の東、海沿いに二つの小学校が建てられていました。
いずれも津波被害により今は使われていません。その一つ、中浜小学校に、元消防士のＳさんに連れて行っていただきました。
被災地を訪問しても、建物の中には入れません。事前にお許しを得て下さっていたからできたことです。本当にありがとうございました。
体育館は解体中・・・
校庭にはつぶれた車がごろごろ・・・
教室は風の通り道・・・
音楽室には泥にまみれたピアノやオルガン・・・
建物の中にいると、悲しみがさらに大きく感じられました。
