1月18日(金)日うた合唱発表会、一般の部Bにて今年も入賞~~

「70周年記念日うた祭典合唱発表会一般の部B」に出場した仙台合唱団は、昨年の銅賞に引き続き、さらに上位の銀賞を頂戴しました。
出場の皆さん、おめでとうございます。
留守部隊も、みな喜んでおりますよ~

例年より遅い時期の祭典でしたが、なにがあっても動ずることのない小林先生のご指導の下、華純先生のピアノに支えられ、団長さんはじめ運営委員の皆さん、音楽部の皆さんの緻密な練習計画により、みんなあまり不安を抱くこともなく淡々と練習に臨み、それらが結実してよい結果になり、本当によかったですね。
発表曲の「手紙」は、団員の山本さん作詩、小林先生の補作詩・作曲の曲で、災害の多かった日々への思いを描いた歌でした。 東日本大震災で、大切な身内や住まいを失った団員もいて、涙も出ないほどの悲しみと悔しさを味わった私たちだからこそ、被災者の皆さんに伝えられる思いがあったと思います。
練習しながらも、何度もあの日々を思い出して、胸が苦しくなったり、涙が出たりしまイメージ 1した。
18日の発表では、そういういろいろな思いを込めた演奏が、会場に静かに、優しく響いたことでしょう。

日うた参加の皆さんには、昨日は音楽会があり、今日も、また出演もありで、寒い中大変な日程だと思います。
今日の出演もきっと素晴らしいものになると思います。 どうぞ頑張って下さいね。

今回の良き結果は、5月の演奏会の演奏に必ずや反映されると思います。
参加の皆さん、本当にありがとうございました。
お疲れさまでした。    
                          勝手に写真部長    
 

1月14日(月)第77回仙台合唱団市民歌声喫茶

満員御礼‼ 大成功の第77回歌声喫茶
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  今年初めての、「仙台市歌声喫茶」がありました。
若星Zもスタッフや出演で大活躍し歌声喫茶の成功に貢献することができました。
エルパーク仙台ギャラリーホールで、参加人数196名という盛況ぶりでした。
第77回目の今回の歌声喫茶、テーマは「新春幸せを呼び込む歌・唄・うた」ということで、お客様が幸せになれるような仕掛けが随所に仕組まれたプログラム構成になっていました。

毎回、合唱団内での担当者が変わって変化に富んだ歌声喫茶になって、参加させてもらってる私たちにも勉強になってます。また、どんどん進化している気がして感心してしまいます。
今回私は、ひょんなことから司会の補助を務めさせて頂きました。
もちろん歌喫では初司会でしたが、仙台合唱団の方々の仕事っぷりを間近で見ながら、一緒に働くことができて、すごく楽しかったです。私の感想はそれに尽きます。
貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。以下では、本日の流れを簡単に振り返ってみます。
1.まず、開演と同時に若星Zの演奏でした。嵐の「ハピネス」。
2.そして、お客様の準備も整ったところで、「いちげついちじつ」を歌いました。
  題名は初めて知りましたが、「年の初めのためしとて・・・」というあの歌です。
3.そして、リクエスト曲になりますが、最初の5曲は玉手箱?からくじを引くようにして、

リクエスを選びました。

そして、リクエストが読まれたお客様には、素敵なプレゼントが贈られました。
4.私と一緒に司会を担当したチャマさんは、「正月」「めでたい」「幸せ」「楽しく歌う」などの

キーワードで楽しい話を随所に織り混ぜて会場全体を盛り上げていました。

そればかりか、不慣れで機転の利かない私を終始リードして下さいました。
5.6曲目以降は、山内さんがリクエストを選考したり、いろいろの細かな調整をして下さいました。

会場内のスタッフとリクエスト係の山内さんと司会の連携がとれることが、進行上重要なんだと

いうことが分かりました。
6.仙台合唱団が今回のメインイベントと位置づけている「共に歌う合唱団」の演奏が休憩後、

後半の冒頭でありました。自分たちだけでまとまろうとしてしまいがちな合唱団も世の中には
多いのではないかと思いますが、多様な人たちとどんどん歌う喜びを分かち合おうとしているの

でしょう。そのような視点を持っている仙台合唱団、しかも実践しているということでカッコイイと思います。
30人の「共うた合唱団」と団員で40人以上の合唱。お客様の印象にバッチリ残ったと思います。

7.「おみやげ曲」と呼んでいる是非覚えて帰って欲しい一曲は、小林先生に選んでもらい、

そのまま歌唱指導もしてもらいました。「童神」という沖縄の歌です。
「新年に、おだやかな気持ちになってもらいたかったので」という先生のコメントにキュンとなっ

  た人は多いと思います。
8.20曲のリクエストを会場の皆さんで歌うことができました。残念ながらリクエストを頂いたのに歌えない曲もありました。しかも今回は時間の都合で紹介もできませんでした。申し訳ありません
でした.
9.昨年末のイブコンサートの時は、仙台合唱団の方々に大変お世話になりました。今回ちょこっと

手伝ったぐらいで恩返しになったとは思いませんし、逆に足を引っ張ってばかりですが、まだまだ親団から学ばなければならないことが多いようです。
私たちもいずれは、「たいしてワゲぐないスタズ」となり、そして「ワゲぐないスタズ」となりましょう。そういう時に今度は次の世代に伝えていくこと、それがテーマとなってくると思います。今回は、仙台合唱団ブログも兼ねるつもりで書きました。     やす(仙台合唱団 若星Z☆)

                         仙台合唱団 若星Z☆ ブログより転載
 
<追記>
年4回の歌声喫茶でお客様が一番多いのは1月の歌喫です。今回「共に歌う合唱団」応募者36人とそのお客様が加わると、200人の参加者になるのではとうれしい期待の悲鳴をあげておりました。
会場の準備時間は30分、「共歌」のリハーサルもしたいところで、担当者としては気ばかりあせりましたが、しかし77回の歌声喫茶開催の実績と、若星Zと「共歌」の人たちの協力で、何とか準備もでき予定通り開場することができました。
予想通り参加者の総数は193人になり、お客さんは143人と今までの最高を記録しました。
トップバッターの若星Zは、マイクの音合わせもできずスタート。若星Zの演奏は、やっぱり若々しくインパクトのある演奏でした。司会のチャマさんの声は、程よいソプラノの声と、楽しいトークで進行していきました。園児からの年賀状、手遊びにほっこり。やっさん、司会補助のピンチヒッター本当にありがとうございました。
今回の大きな企画は、「共に歌う合唱団」の演奏発表でした。「共歌」の練習は、4回。合計で4、5時間。
小林先生の指導に魅せられて、しっかりと歌い込んで発表できたと思います。指揮者はいないはずなのに、エグさんが客席の後ろで椅子に乗って合図している。「笑顔で、笑顔で」と合図を送っていたとか。エグさんに向かって歌声が集中し、良い演奏ができていたことでしよう。
 さて、今回「いいなと思った歌」の一番は断トツで「童神」で、続いて「蔵王の歌」「大地讃頌」「津軽のふるさと」でした。歌声喫茶のお客さんは「小林先生のピアノで歌えることが最高!」いう方が多いのです。今回は小林先生から新しい歌も教えてもらえたし、小林ファンにとっては、この上ないお年玉でしたね。「小林先生の歌う声を初めて聴きました。ソフトで豊かなお声でした。」という感想も聞かれ、みんなを感動させる素晴らしい曲の選曲だったと思います。私たちには思いつきませんでした。最後に「こんなに大勢の人たちと歌うのは、初めてでうれしくてたまりません。こんな世界があったなんって。懐かしい昔よく歌った歌ばかりでした。」というアンケートが寄せられました。
77回目の歌声喫茶 大成功 ‼           
小林先生、参加してくださったみなさん本当にありがとうございました。    T.0
 

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12月24日(月)若星ZX'mas イヴコンサート・・・のびのびと楽しく、多様であれかし・・・

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  いろいろあって、必ずしも、「早くこいこいお正月」と言えるようなうきうきした状況になかった年末から年始にかけての時期でした。風邪っぴきのガサガサ声では、演奏に参加しても質を下げてしまうしなぁ、さて、どうしようかと悩みつつも、とにかく約束した「写真」だけは撮らなくては、と会場に向かいました。
 すると、リーダーの一人から「動画撮れますか?」という急の依頼が・・・ ええっ、準備ってものがあるでしょう? こんな小さいカメラだし。。。と、びっくり。 実に普通に、淡々と頼まれ???  まあ、やむなしと、動画は写真部長が撮ることになりました。 本日の写真助っ人Mr.YAMAUCHIが、「絶対にメモリーが足りなくなるから」と、急いでSDカードを買いに走ってくれました。
 
  実は、前回の若星Zのイヴコンの時、会場が真っ暗な中、スポットライトだけでのソロ演奏というのがあり、「まずい~」と思いつつも、その対応の操作がすぐにできず、それらの場面の写真を失敗してしまったという申し訳ない経験がありまして~  心優しい若者たちは、「大丈夫、大丈夫」と慰めてくれましたが、せっかくのソロステージをちゃんと写真におさめられなかった申し訳なさは大きく、今回は自分の判断で、ちゃんと頼りになるお助けマンをお願いしておりました。 それが、Mr.YAMAUCHI~~ 会場内での行事写真は言わずもがな、風景写真など、いいものを撮っておられる彼です。 
YAMAUCHIさんには本当にいろいろ気を遣っていただき、親切にしていただきました。 ありがとうございました。 皆さんも写真を見てお気付きでしょうけど、そういう心優しい人が撮る写真はどれも素晴らしく、出演者のいい表情が撮れていますねぇ。  上の写真の人物の入っている写真は、ほとんどYAMAUCHIさんの作品です。
 
  今回のプログラムは、「みんなが同じ曲を歌う」だけでなく、「いくつかに分かれて、違う曲を歌う」内容にもなっていました。 ソロあり、少人数あり、ピアノの弾き語りありだし、ジャンルもミュージカルから、ポップス、創作曲、そしてX'masソングと、、 また、男声合唱の披露もあり、最後はお客様も一緒にX'masソングの大合唱、というものでした。
  好みと個性を大事にした内容で、メンバーそれぞれの満足度もかなり高かったのではないでしょうか。そして、私たち聴く者もいろんな歌を、いろんな形式で聞けましたし、ともに歌い、楽しく過ごせました。
  少人数対応規模のアットホ-ムな会場で、若い人たち中心のハーモニーを聴くのはいいもんだなぁと実感する内容でしたね。
 
 すべての曲のアレンジを手掛けられた小林先生も、将来を担う若者たちの元気のいい演奏に、明るい未来を感じられたのではないかと思います。
 
  みんなで話し合いを重ねて作り上げたプログラム、みんなで自主練習を繰り返しながら作り上げた自分たちの音楽、 若者たちのコンセプトにぴったり合った、これからのコンサートのよい見本となるような取り組みだったように思いました。 
 会場に掲示されたアカペラ講座の取り組みの掲示物や、メンバー手作りのプログラムにも、持てるものをみんなしっかり出し合って、楽しく悩みながら作りだしたものなのだろうと、とても爽やかで好感が持てました。
  ひょっとすると、講座終了後も、若星Zのメンバーとして活動を一緒にする方もいるのでしょう。
   是非是非、これからも、この場で歌い続けていただけたら、と思いました。
 
   今回のアカペラ講座にかかわられたすべての方々のご協力と深いご理解に敬意を表します。
 
                                                 勝手に写真部長
 
 
 

うえのかすみ クリスマスコンサート

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今年2度目のピアノコンサート。
 お弟子さんの保護者の皆さんや多くのファンの皆様の「熱烈で絶対的な応援と期待のエール」を受けて、5月の「ピアノリサイタル」は大成功でした。 聴く者はみな、自分たちのすぐ側にこのように素晴らしい演奏をする若いピアニストがいることに、改めて深い感動を覚えました。
今夏、華純さんはポーランド国立ショパン音楽大学に留学し、素晴らしい成果を収めて私たちの元に戻ってこられました。 戻ってからも、真摯にピアノと向き合う姿勢は変わらず、むしろ、 さらに上を目指して、ひたむきに練習に取り組んでおられるように思いました。 
ピアノに向かうことが、ご本人にとって何よりの幸せ・喜びであることは確実だと思われます。それほどに素晴らしい実力ある演奏家です。 でも、ひょっとすると、苦しさを感じることもあるのではないだろうか、とも思われます。 ショパンの心に深く入り込んで、時に懊悩することもあるのでは・・・と。
それほどに、息苦しいほどに、ショパンの世界に入り込んだ演奏は、一種の凄みもあったように思います。
演奏会の後、私はそのことを強く思い、まさに「魅せられたる魂」の姿を、ステージ上に見たような感じがしました。
このような素晴らしいピアニストに合唱の伴奏をして頂く幸せを感じると共に、自分自身も「共に歌の世界を作る」という意識をもって、日頃の練習に臨まなければと思った次第です。
伺うところによりますと、華純さんは、日頃の合唱伴奏や指導のことを、留学先の先生にお話しなさったということでした。 そして、「教えたり、伴奏をする活動もピアニストとしての演奏力を高める」と評価されたとのことです。 さもない歌好きの私たちへの指導が、華純さんの成長の一助になっている?なんて、嬉しいことですね~
小林先生の解説も、分かりやすく面白いし、連弾も素晴らしかったです。
そして、アンコールの「エリーゼのために」も、かわいかったですねぇ。 転がり遊んでいるようなキュートな演奏で、懐かしく思わず頬が楽しく緩んできましたよ。

素晴らしい演奏ありがとうございました。  
ご負担かも知れませんが、近い将来の次回を楽しみにしていますねぇ。  
                                          勝手に写真部長
                                         
 

山元町つばめの杜復興住宅で49回目の歌声喫茶

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 笑ったり泣いたりの1時間半
「分かりにくいからねぇ。迎えに行きますか。」電話での打ち合わせで最初に言われた言葉でした。行楽日和で道路が混んでいたせいもあったのですが、時間通りについたのは、KK号だけだったのでした。小林さんも迷ったとのこと。
 集会所には、椅子がすっかり並べられ準備されていました。床に座布団といわれていたのですが椅子でホッとしました。少し会場の手直しをし、渡すものの準備をしているうちにお客さんが見え、声出しも少しはしたかったのですが、団演奏の並びだけしました。
今日の司会は、笑顔一杯、参加者の心をつかんで進行すると定評の珍田さん。始まる前に参加者とお話をしながらリクエストを聞きこんでいました。
「辛いこととはあったけれども夢を持つことはこれからも」と「いつでも夢を」から始まり、三番目に「リンゴの唄」でした。「次はリンゴとくればみかん。みかんの花咲く丘です。」ここで小林さんからの突っ込みが入りました。「りんごからミカンにどうしたらいく?」「いいから、いいから気にしないで聞き流して。」みんなで爆笑。そんな突っ込みが入り楽しく進められました。
狭い集会所に、50席びっしりと椅子が並べられ、ひとつも空くことなく座席誘導がされ団員は間に入り一緒に歌うつもりでしたが間に入れませんでした。満席というのはいいものです。隣の方と肩が触れ合いこころが通じ合います。みんな笑顔で大きな声で楽しく歌っています。
「温泉にいぐどこだげど、うだっこ聞こえてきたのでのぞいでみだの。まぜでけらいん。」
赤いほっぺで浴衣がけの直美ちゃんの登場です。山元町の人たちは「鳥の海」の温泉に行くのだそうです。知らなかった。直美ちゃんに、赤いシールをほっぺにつけてもらって数人「いい湯だな」を一緒に踊りました。直美ちゃんのしゃべりと踊りはピカ一。楽しい!
 
二部の始めは赤いドレスで太田さんの登場。勿論ソロで「夜明けまで踊りたい」
みんなうっとり聞きほれているとすかさず「アンコール」がかかりました。此処には太田さんのファンがいるのです。
「アンコールは5月のコンサートで」とコンサートのお知らせをして、リクエストに戻り、「昴」から始まって6曲。リクエスト全部こなすべく最後の2曲は1番のみ歌いました。
仙台合唱団の演奏を聞きたいとの依頼だったので、団演奏は2曲準備しました。
「父ちゃんのためならえんやこら」と歌い出したら、シーンと静まり返り、それに答えて熱く歌い続けました。沼田さんのソロも素晴らしく中には目頭を押さえている方もいました。「ヨイトマケの唄」は聞きたいと注文があった曲だそうです。しんみりした後は一変して元気に「人生を流れる歌」2曲とも仙台合唱団の持ち歌にして、時々練習しておきたいなあと思いました。
最後の最後はリクエストがあった「高原列車は行く」をみんなで歌いました。この歌こんなに気持ち良く歌えたのは初めてです。どの顔も元気いっぱい楽しく歌っているのです。会場いっぱい歌声が響きました。
珍田さん司会ごくろうさまでした。
いつもながら小林さんの伴奏のおかげで楽しく歌っていただきました。ありがとうございました。
母親大会本部からのプレゼントがありお土産にお渡ししました。ちよっと重さがあったので付き添いもありでしたね。
そして私たちにもプレゼントがありました。小○さんからミカン2箱。山○さんからサトイモ1袋いただきました。何だか申し訳ないですね。ありがとうございました。
復興住宅の方30人。地区長さんもお見えでした。地元歌声合唱団「どらごえ」5人。「柴田共同クリニック歌う会」3人の方も参加してくださいました。団員15人、若やっさん、小林先生
合計53人が集いました。
歌った歌、団演奏、ソロもいれて20曲が流れました。
 
今回の被災地支援うたごえ喫茶は、つばめの杜町内会からの依頼でした。
山元町の仮設住宅には、2012年2月と3月に訪問していました。その時のブログの写真をみました。中浜小学校の2階建ての校舎の壁に津波到来の高さの写真が載っていました。校舎全部に、波が押し寄せたことになります。迎えに来た保護者と小学生は、屋上に建てられた物置に逃げ込んで助かったのでした。2014年「日うた祭典」の、被災地訪問歌声喫茶でこの復興住宅集会所での開催をお願いしました。その時も町内会の小島さんには大変お世話になりました。東田仮設に訪問して以来小島さんと仙台合唱団とのお付き合いは沢山ありました。
被災地の住宅の復興は、1部を除いてほぼ終わったようです。新しい住まいに移ったけれど、仮設にいた時はみんなと繋がって支え合って暮らしていた。新しい住居ではみんなそれぞれ独立して、なんだか寂しいと孤独を訴えている人が多いという報道がなされています。
 しかし、ここつばめの杜では違うように思います。町内会の世話役の人が声をかけ、それぞれに声を掛け合い、支えあって暮らしているのではないかと覗えました。
 30人も来て下さったこと、地区長さんの参加もあったこ、すっかり会場準備がされていたこと、町内会の行事であったことなど。何より歌っているときの楽しそうなこと。 あの会場の開放的な雰囲気が本当によかったことです。 関係してくださった方々ありがとうございました。     Toko Ohara
          

10月27日(土)名取市美田園第一仮設住宅歌声喫茶

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 10/27()午後2時から、名取市に2ヶ所だけ残っている仮設住宅の一つ、美田園第一仮設住宅
 
皆さんと楽しく歌って来ました。
 
 皆さんが毎日1時半から体操をしていらっしゃるところに混ざり、一緒に30分の体操は体に効きまし
 
た。()
 
 和やかな体操の後は、「歌声喫茶」の開始。
 
 軽妙なエグさんの司会と団内バンド演奏で、和やかに進み、ノリノリでリクエス15曲全てを歌い
 
切りました。
 
 合間に、団演奏「人生に流れる歌」を披露し、皆さんで手遊び「餅つき」もしました。 餅つきは、
 
二人1組でタイミングを合わせて餅をつき上げるのですが、相手の手を叩き、「きゃ~きゃ~!」と歓
 
声が上り、大賑わいでした。
 
 「久しぶりで大きな声で歌ったわ~」
 
 「聴くより皆と一緒に歌うともっと楽しいわ!」と大変喜んで下さいました。 
 

 
 仮設住宅での歌声喫茶もなくなるので、同じく仙台合唱団の若星Zに「来てみる ? 」と誘ったら、
 
2名参加し、皆さんとテーブルを囲み賑やかにお喋りし、皆さんも若者と話せて楽しそうでした。
 
 
 
 参加者は住民の方 12団員13(若星Z 2名含)
 
 団内バンドはキーボードあきちゃん、ギター俊さん、ベースKKさんで、司会はエグさん。
 
 
 
 名取市は、あの東日本大震災(2011/3/11)の5カ月後に、仙台合唱団が「最初の仮設住宅
 
喫茶」をやらせて頂いたところです。 その時の会場は「美田園第二仮設住宅」でした。
 
 そして、奇しくも、同じ美田園地区にある今回の「美田園第一仮設住宅での歌声喫茶」が、「最後の
 
 仮設住宅歌声喫茶」になりました。  
 
 大切に取り組ませて頂いた仮設住宅の活動で、私たちの合唱団は、皆さんの大変な苦しく悲しい
 
状況を学びました。 そのような合唱団の取り組みの最初も最後も、名取市の美田園地区での仮設
住宅でだったことが、感慨深く思われます。
あれから、7年8カ月も経ったのです。 住民の皆さんのこれまでの生活のご苦労がいかばかりかと
偲ばれます。
 
  あの時お会いした時は、表情が硬く、「海の歌は歌えない・・」とつぶやいた言葉が忘れられません
したが、今回はお友達の様に気さくに明るく歌って下さいました。
 
 来春にはふるさとの閖上の復興住宅に移られ、新しいコミュニティを作られるようです。
 
「引っ越したら又歌いに来てね~」とお誘いを頂き、嬉しい気持ちでいっぱいです。
 
元気で、またお会いしましょう~                              どらちゃん         
 

10月14日(日)第76回仙台合唱団市民歌声喫茶

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今回は、「若☆Z」で始まり、「若者たち」で終わり、「初参加」も33人と、外側から見ても新鮮な歌声喫茶となりました。参加者全体としては141人でこの時季としては多く、しかも会場「141ビル」と同じ数字。ホスト側も、合唱団17名+「若☆Z7名=計24名、も、心なしか縁起良さそうな感じのする数字です。エグさんから皆さんに、「共にうたう合唱団」に参加してください、と訴えましたが、この日なんと6人の方が申し込んでくれました。とてもうれしいです。ありがとうございます。
 
オープニングは「若星Z」がオリジナル曲の「ひとつの歌」を歌いました。私も初視聴でしたが、「本当のことに出会えた喜び」「忘れたくない、伝えたい思い」「自分の中で、優しいメロディと新しい気持ちが動き出す」というような内容で、とても爽やかで良い演奏でしたね。ここで皆帰ったとしても、大成功だったのではないでしょうか。今回の歌声喫茶から、バレーボールの点数表示並みに「今、歌集の何ページか」を表示するアイテムを使い始めましたが、「若☆Z」には、それをめくることやプレゼント配り、設営や喫茶コーナー等々各所を手伝ってもらい、とっても助かりました。
 
皆さん、歌声喫茶参加を重ねている方々も多いこともあってか、第一部の最初から声が出ていましたね。うれしかったです。そして、第二部冒頭の仙台合唱団演奏「ひとつのピース」に、大きな拍手、ありがとうございました。リクエスト曲は、十数曲歌ったと思います(第一部と通算して20曲程度)。11曲歌い残してしまい申し訳ありませんでしたが、「旅愁」「蔵王のうた」「愛、燦々と」「想いでの渚」「高原列車」。。。等をうたいましたた。客席から、合唱団員よりも良くひびく声で歌ってくれた方、コカリナと手話をきれいに実演してくれた方、「たんぽぽ」の手話をリクエストしてくれた方等々ありがとうございます。ロシア合唱団からは、演奏会の宣伝をかねて「カチューシャ」の1番と「4番(=1番)」、特番の司会付きでやっていただきました。演奏会の大成功、祈念しております。
 
今回の歌声喫茶は、「振り返る季節のうたごえ~自然、平和、秋~」をテーマとしました。Tさんが用意してくれたステージ看板にはコスモスがいっぱい咲き、リクエストも「秋桜」も含め、秋らしい歌が多かったと思います。3つほど新しい試みを設けました。
 
その1)「振り返る」企画
・今年1月~最近まで、世間をにぎわせた数々の出来事から50個程度、ノミネートさせていただきました(これらは後述の「ビンゴ」の裏面で提供)。さらにそれらを、「異常気象」「異常『気象』」「尋常でない『気性』」「スポーツや将棋」「科学と子どもと大人」「正しい言葉と『偉い』人々」等にグループ分けして、物語風にアレンジしました。これをお話ししながら、それらと関係がある(?)「思いでのアルバム」「旅人よ」「ここに幸あり」「埴生の宿」「高校三年生」「星よお前は」などを、「幼稚園児のように若やいで」「若大将のように」「最近のことは忘れてもあの頃を思い出して」等々の思い(?)をこめて皆で歌い合いました。
・とくに沖縄が話題になったところでは、「お土産曲」として、ビギンの「島んちゅぬ宝」を、若手団員(若☆Z兼)のY君の担当で、皆さんに覚えていただきました。若い人の曲なのですが、皆さん、ノリも良く、大きな声でうたっていただきありがとうございます。
 
その2)手作り「ビンゴ」
・今回の目玉の一つで、若干のプレゼントも用意させていただきました。かなり楽しんでいただけたように思います。歌声喫茶自体、会場の皆様に「0~9までの数字を書き込んでもらってから」開会しました。開会前、書いていない人が多いことをYくんに教えてもらい、急遽各テーブルをまわって皆様にお願いしたり。。。「今年の出来事を振り返りながら」「歌い合いながら」「歌の合間にはビンゴに丸をつけながら」。と、さらっと言っていますが、これを滑らかに進めるために、人には言えない準備の苦労が。。。ビンゴのマスの中には、あらかじめ「式次第」も組み込んであり、鋭い人には「次はどこに丸がつくか」がわかってしまったりして。
 
その3)手遊び
・身近な保育現場から最近仕入れた「ゲゲゲのきたろう」の手遊びをしました。1本指~5本指(てのひら)とグーを順次、顔の周辺で使って、絵本やテレビでおなじみのあの妖怪たちの真似をする(ヒゲとか耳とか「砂かけ」とか壁とか)、という至極シンプルなもので、初めてなのに、皆様ちゃんとやっていましたね。
 
皆様、ありがとうございました。またのご来場をお待ちしております。新しい方もお出でください。 歩(司会)
 
 
  ふさん、投稿ありがとうございました。
  今回も、またもやビックリの新しい楽しい企画、 アイディアの引き出しが一杯なのに驚きです。
  事前の準備、当日の司会、そして締めくくりの記事の投稿とご苦労頂き、本当に感謝です。 
                                                                                                              勝手に写真部長 

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