うえのかすみ クリスマスコンサート

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今年2度目のピアノコンサート。
 お弟子さんの保護者の皆さんや多くのファンの皆様の「熱烈で絶対的な応援と期待のエール」を受けて、5月の「ピアノリサイタル」は大成功でした。 聴く者はみな、自分たちのすぐ側にこのように素晴らしい演奏をする若いピアニストがいることに、改めて深い感動を覚えました。
今夏、華純さんはポーランド国立ショパン音楽大学に留学し、素晴らしい成果を収めて私たちの元に戻ってこられました。 戻ってからも、真摯にピアノと向き合う姿勢は変わらず、むしろ、 さらに上を目指して、ひたむきに練習に取り組んでおられるように思いました。 
ピアノに向かうことが、ご本人にとって何よりの幸せ・喜びであることは確実だと思われます。それほどに素晴らしい実力ある演奏家です。 でも、ひょっとすると、苦しさを感じることもあるのではないだろうか、とも思われます。 ショパンの心に深く入り込んで、時に懊悩することもあるのでは・・・と。
それほどに、息苦しいほどに、ショパンの世界に入り込んだ演奏は、一種の凄みもあったように思います。
演奏会の後、私はそのことを強く思い、まさに「魅せられたる魂」の姿を、ステージ上に見たような感じがしました。
このような素晴らしいピアニストに合唱の伴奏をして頂く幸せを感じると共に、自分自身も「共に歌の世界を作る」という意識をもって、日頃の練習に臨まなければと思った次第です。
伺うところによりますと、華純さんは、日頃の合唱伴奏や指導のことを、留学先の先生にお話しなさったということでした。 そして、「教えたり、伴奏をする活動もピアニストとしての演奏力を高める」と評価されたとのことです。 さもない歌好きの私たちへの指導が、華純さんの成長の一助になっている?なんて、嬉しいことですね~
小林先生の解説も、分かりやすく面白いし、連弾も素晴らしかったです。
そして、アンコールの「エリーゼのために」も、かわいかったですねぇ。 転がり遊んでいるようなキュートな演奏で、懐かしく思わず頬が楽しく緩んできましたよ。

素晴らしい演奏ありがとうございました。  
ご負担かも知れませんが、近い将来の次回を楽しみにしていますねぇ。  
                                          勝手に写真部長