10月27日(土)名取市美田園第一仮設住宅歌声喫茶

イメージ 1

 10/27()午後2時から、名取市に2ヶ所だけ残っている仮設住宅の一つ、美田園第一仮設住宅
 
皆さんと楽しく歌って来ました。
 
 皆さんが毎日1時半から体操をしていらっしゃるところに混ざり、一緒に30分の体操は体に効きまし
 
た。()
 
 和やかな体操の後は、「歌声喫茶」の開始。
 
 軽妙なエグさんの司会と団内バンド演奏で、和やかに進み、ノリノリでリクエス15曲全てを歌い
 
切りました。
 
 合間に、団演奏「人生に流れる歌」を披露し、皆さんで手遊び「餅つき」もしました。 餅つきは、
 
二人1組でタイミングを合わせて餅をつき上げるのですが、相手の手を叩き、「きゃ~きゃ~!」と歓
 
声が上り、大賑わいでした。
 
 「久しぶりで大きな声で歌ったわ~」
 
 「聴くより皆と一緒に歌うともっと楽しいわ!」と大変喜んで下さいました。 
 

 
 仮設住宅での歌声喫茶もなくなるので、同じく仙台合唱団の若星Zに「来てみる ? 」と誘ったら、
 
2名参加し、皆さんとテーブルを囲み賑やかにお喋りし、皆さんも若者と話せて楽しそうでした。
 
 
 
 参加者は住民の方 12団員13(若星Z 2名含)
 
 団内バンドはキーボードあきちゃん、ギター俊さん、ベースKKさんで、司会はエグさん。
 
 
 
 名取市は、あの東日本大震災(2011/3/11)の5カ月後に、仙台合唱団が「最初の仮設住宅
 
喫茶」をやらせて頂いたところです。 その時の会場は「美田園第二仮設住宅」でした。
 
 そして、奇しくも、同じ美田園地区にある今回の「美田園第一仮設住宅での歌声喫茶」が、「最後の
 
 仮設住宅歌声喫茶」になりました。  
 
 大切に取り組ませて頂いた仮設住宅の活動で、私たちの合唱団は、皆さんの大変な苦しく悲しい
 
状況を学びました。 そのような合唱団の取り組みの最初も最後も、名取市の美田園地区での仮設
住宅でだったことが、感慨深く思われます。
あれから、7年8カ月も経ったのです。 住民の皆さんのこれまでの生活のご苦労がいかばかりかと
偲ばれます。
 
  あの時お会いした時は、表情が硬く、「海の歌は歌えない・・」とつぶやいた言葉が忘れられません
したが、今回はお友達の様に気さくに明るく歌って下さいました。
 
 来春にはふるさとの閖上の復興住宅に移られ、新しいコミュニティを作られるようです。
 
「引っ越したら又歌いに来てね~」とお誘いを頂き、嬉しい気持ちでいっぱいです。
 
元気で、またお会いしましょう~                              どらちゃん