うえのかすみ クリスマスコンサート

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今年2度目のピアノコンサート。
 お弟子さんの保護者の皆さんや多くのファンの皆様の「熱烈で絶対的な応援と期待のエール」を受けて、5月の「ピアノリサイタル」は大成功でした。 聴く者はみな、自分たちのすぐ側にこのように素晴らしい演奏をする若いピアニストがいることに、改めて深い感動を覚えました。
今夏、華純さんはポーランド国立ショパン音楽大学に留学し、素晴らしい成果を収めて私たちの元に戻ってこられました。 戻ってからも、真摯にピアノと向き合う姿勢は変わらず、むしろ、 さらに上を目指して、ひたむきに練習に取り組んでおられるように思いました。 
ピアノに向かうことが、ご本人にとって何よりの幸せ・喜びであることは確実だと思われます。それほどに素晴らしい実力ある演奏家です。 でも、ひょっとすると、苦しさを感じることもあるのではないだろうか、とも思われます。 ショパンの心に深く入り込んで、時に懊悩することもあるのでは・・・と。
それほどに、息苦しいほどに、ショパンの世界に入り込んだ演奏は、一種の凄みもあったように思います。
演奏会の後、私はそのことを強く思い、まさに「魅せられたる魂」の姿を、ステージ上に見たような感じがしました。
このような素晴らしいピアニストに合唱の伴奏をして頂く幸せを感じると共に、自分自身も「共に歌の世界を作る」という意識をもって、日頃の練習に臨まなければと思った次第です。
伺うところによりますと、華純さんは、日頃の合唱伴奏や指導のことを、留学先の先生にお話しなさったということでした。 そして、「教えたり、伴奏をする活動もピアニストとしての演奏力を高める」と評価されたとのことです。 さもない歌好きの私たちへの指導が、華純さんの成長の一助になっている?なんて、嬉しいことですね~
小林先生の解説も、分かりやすく面白いし、連弾も素晴らしかったです。
そして、アンコールの「エリーゼのために」も、かわいかったですねぇ。 転がり遊んでいるようなキュートな演奏で、懐かしく思わず頬が楽しく緩んできましたよ。

素晴らしい演奏ありがとうございました。  
ご負担かも知れませんが、近い将来の次回を楽しみにしていますねぇ。  
                                          勝手に写真部長
                                         
 

山元町つばめの杜復興住宅で49回目の歌声喫茶

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 笑ったり泣いたりの1時間半
「分かりにくいからねぇ。迎えに行きますか。」電話での打ち合わせで最初に言われた言葉でした。行楽日和で道路が混んでいたせいもあったのですが、時間通りについたのは、KK号だけだったのでした。小林さんも迷ったとのこと。
 集会所には、椅子がすっかり並べられ準備されていました。床に座布団といわれていたのですが椅子でホッとしました。少し会場の手直しをし、渡すものの準備をしているうちにお客さんが見え、声出しも少しはしたかったのですが、団演奏の並びだけしました。
今日の司会は、笑顔一杯、参加者の心をつかんで進行すると定評の珍田さん。始まる前に参加者とお話をしながらリクエストを聞きこんでいました。
「辛いこととはあったけれども夢を持つことはこれからも」と「いつでも夢を」から始まり、三番目に「リンゴの唄」でした。「次はリンゴとくればみかん。みかんの花咲く丘です。」ここで小林さんからの突っ込みが入りました。「りんごからミカンにどうしたらいく?」「いいから、いいから気にしないで聞き流して。」みんなで爆笑。そんな突っ込みが入り楽しく進められました。
狭い集会所に、50席びっしりと椅子が並べられ、ひとつも空くことなく座席誘導がされ団員は間に入り一緒に歌うつもりでしたが間に入れませんでした。満席というのはいいものです。隣の方と肩が触れ合いこころが通じ合います。みんな笑顔で大きな声で楽しく歌っています。
「温泉にいぐどこだげど、うだっこ聞こえてきたのでのぞいでみだの。まぜでけらいん。」
赤いほっぺで浴衣がけの直美ちゃんの登場です。山元町の人たちは「鳥の海」の温泉に行くのだそうです。知らなかった。直美ちゃんに、赤いシールをほっぺにつけてもらって数人「いい湯だな」を一緒に踊りました。直美ちゃんのしゃべりと踊りはピカ一。楽しい!
 
二部の始めは赤いドレスで太田さんの登場。勿論ソロで「夜明けまで踊りたい」
みんなうっとり聞きほれているとすかさず「アンコール」がかかりました。此処には太田さんのファンがいるのです。
「アンコールは5月のコンサートで」とコンサートのお知らせをして、リクエストに戻り、「昴」から始まって6曲。リクエスト全部こなすべく最後の2曲は1番のみ歌いました。
仙台合唱団の演奏を聞きたいとの依頼だったので、団演奏は2曲準備しました。
「父ちゃんのためならえんやこら」と歌い出したら、シーンと静まり返り、それに答えて熱く歌い続けました。沼田さんのソロも素晴らしく中には目頭を押さえている方もいました。「ヨイトマケの唄」は聞きたいと注文があった曲だそうです。しんみりした後は一変して元気に「人生を流れる歌」2曲とも仙台合唱団の持ち歌にして、時々練習しておきたいなあと思いました。
最後の最後はリクエストがあった「高原列車は行く」をみんなで歌いました。この歌こんなに気持ち良く歌えたのは初めてです。どの顔も元気いっぱい楽しく歌っているのです。会場いっぱい歌声が響きました。
珍田さん司会ごくろうさまでした。
いつもながら小林さんの伴奏のおかげで楽しく歌っていただきました。ありがとうございました。
母親大会本部からのプレゼントがありお土産にお渡ししました。ちよっと重さがあったので付き添いもありでしたね。
そして私たちにもプレゼントがありました。小○さんからミカン2箱。山○さんからサトイモ1袋いただきました。何だか申し訳ないですね。ありがとうございました。
復興住宅の方30人。地区長さんもお見えでした。地元歌声合唱団「どらごえ」5人。「柴田共同クリニック歌う会」3人の方も参加してくださいました。団員15人、若やっさん、小林先生
合計53人が集いました。
歌った歌、団演奏、ソロもいれて20曲が流れました。
 
今回の被災地支援うたごえ喫茶は、つばめの杜町内会からの依頼でした。
山元町の仮設住宅には、2012年2月と3月に訪問していました。その時のブログの写真をみました。中浜小学校の2階建ての校舎の壁に津波到来の高さの写真が載っていました。校舎全部に、波が押し寄せたことになります。迎えに来た保護者と小学生は、屋上に建てられた物置に逃げ込んで助かったのでした。2014年「日うた祭典」の、被災地訪問歌声喫茶でこの復興住宅集会所での開催をお願いしました。その時も町内会の小島さんには大変お世話になりました。東田仮設に訪問して以来小島さんと仙台合唱団とのお付き合いは沢山ありました。
被災地の住宅の復興は、1部を除いてほぼ終わったようです。新しい住まいに移ったけれど、仮設にいた時はみんなと繋がって支え合って暮らしていた。新しい住居ではみんなそれぞれ独立して、なんだか寂しいと孤独を訴えている人が多いという報道がなされています。
 しかし、ここつばめの杜では違うように思います。町内会の世話役の人が声をかけ、それぞれに声を掛け合い、支えあって暮らしているのではないかと覗えました。
 30人も来て下さったこと、地区長さんの参加もあったこ、すっかり会場準備がされていたこと、町内会の行事であったことなど。何より歌っているときの楽しそうなこと。 あの会場の開放的な雰囲気が本当によかったことです。 関係してくださった方々ありがとうございました。     Toko Ohara
          

10月27日(土)名取市美田園第一仮設住宅歌声喫茶

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 10/27()午後2時から、名取市に2ヶ所だけ残っている仮設住宅の一つ、美田園第一仮設住宅
 
皆さんと楽しく歌って来ました。
 
 皆さんが毎日1時半から体操をしていらっしゃるところに混ざり、一緒に30分の体操は体に効きまし
 
た。()
 
 和やかな体操の後は、「歌声喫茶」の開始。
 
 軽妙なエグさんの司会と団内バンド演奏で、和やかに進み、ノリノリでリクエス15曲全てを歌い
 
切りました。
 
 合間に、団演奏「人生に流れる歌」を披露し、皆さんで手遊び「餅つき」もしました。 餅つきは、
 
二人1組でタイミングを合わせて餅をつき上げるのですが、相手の手を叩き、「きゃ~きゃ~!」と歓
 
声が上り、大賑わいでした。
 
 「久しぶりで大きな声で歌ったわ~」
 
 「聴くより皆と一緒に歌うともっと楽しいわ!」と大変喜んで下さいました。 
 

 
 仮設住宅での歌声喫茶もなくなるので、同じく仙台合唱団の若星Zに「来てみる ? 」と誘ったら、
 
2名参加し、皆さんとテーブルを囲み賑やかにお喋りし、皆さんも若者と話せて楽しそうでした。
 
 
 
 参加者は住民の方 12団員13(若星Z 2名含)
 
 団内バンドはキーボードあきちゃん、ギター俊さん、ベースKKさんで、司会はエグさん。
 
 
 
 名取市は、あの東日本大震災(2011/3/11)の5カ月後に、仙台合唱団が「最初の仮設住宅
 
喫茶」をやらせて頂いたところです。 その時の会場は「美田園第二仮設住宅」でした。
 
 そして、奇しくも、同じ美田園地区にある今回の「美田園第一仮設住宅での歌声喫茶」が、「最後の
 
 仮設住宅歌声喫茶」になりました。  
 
 大切に取り組ませて頂いた仮設住宅の活動で、私たちの合唱団は、皆さんの大変な苦しく悲しい
 
状況を学びました。 そのような合唱団の取り組みの最初も最後も、名取市の美田園地区での仮設
住宅でだったことが、感慨深く思われます。
あれから、7年8カ月も経ったのです。 住民の皆さんのこれまでの生活のご苦労がいかばかりかと
偲ばれます。
 
  あの時お会いした時は、表情が硬く、「海の歌は歌えない・・」とつぶやいた言葉が忘れられません
したが、今回はお友達の様に気さくに明るく歌って下さいました。
 
 来春にはふるさとの閖上の復興住宅に移られ、新しいコミュニティを作られるようです。
 
「引っ越したら又歌いに来てね~」とお誘いを頂き、嬉しい気持ちでいっぱいです。
 
元気で、またお会いしましょう~                              どらちゃん         
 

10月14日(日)第76回仙台合唱団市民歌声喫茶

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今回は、「若☆Z」で始まり、「若者たち」で終わり、「初参加」も33人と、外側から見ても新鮮な歌声喫茶となりました。参加者全体としては141人でこの時季としては多く、しかも会場「141ビル」と同じ数字。ホスト側も、合唱団17名+「若☆Z7名=計24名、も、心なしか縁起良さそうな感じのする数字です。エグさんから皆さんに、「共にうたう合唱団」に参加してください、と訴えましたが、この日なんと6人の方が申し込んでくれました。とてもうれしいです。ありがとうございます。
 
オープニングは「若星Z」がオリジナル曲の「ひとつの歌」を歌いました。私も初視聴でしたが、「本当のことに出会えた喜び」「忘れたくない、伝えたい思い」「自分の中で、優しいメロディと新しい気持ちが動き出す」というような内容で、とても爽やかで良い演奏でしたね。ここで皆帰ったとしても、大成功だったのではないでしょうか。今回の歌声喫茶から、バレーボールの点数表示並みに「今、歌集の何ページか」を表示するアイテムを使い始めましたが、「若☆Z」には、それをめくることやプレゼント配り、設営や喫茶コーナー等々各所を手伝ってもらい、とっても助かりました。
 
皆さん、歌声喫茶参加を重ねている方々も多いこともあってか、第一部の最初から声が出ていましたね。うれしかったです。そして、第二部冒頭の仙台合唱団演奏「ひとつのピース」に、大きな拍手、ありがとうございました。リクエスト曲は、十数曲歌ったと思います(第一部と通算して20曲程度)。11曲歌い残してしまい申し訳ありませんでしたが、「旅愁」「蔵王のうた」「愛、燦々と」「想いでの渚」「高原列車」。。。等をうたいましたた。客席から、合唱団員よりも良くひびく声で歌ってくれた方、コカリナと手話をきれいに実演してくれた方、「たんぽぽ」の手話をリクエストしてくれた方等々ありがとうございます。ロシア合唱団からは、演奏会の宣伝をかねて「カチューシャ」の1番と「4番(=1番)」、特番の司会付きでやっていただきました。演奏会の大成功、祈念しております。
 
今回の歌声喫茶は、「振り返る季節のうたごえ~自然、平和、秋~」をテーマとしました。Tさんが用意してくれたステージ看板にはコスモスがいっぱい咲き、リクエストも「秋桜」も含め、秋らしい歌が多かったと思います。3つほど新しい試みを設けました。
 
その1)「振り返る」企画
・今年1月~最近まで、世間をにぎわせた数々の出来事から50個程度、ノミネートさせていただきました(これらは後述の「ビンゴ」の裏面で提供)。さらにそれらを、「異常気象」「異常『気象』」「尋常でない『気性』」「スポーツや将棋」「科学と子どもと大人」「正しい言葉と『偉い』人々」等にグループ分けして、物語風にアレンジしました。これをお話ししながら、それらと関係がある(?)「思いでのアルバム」「旅人よ」「ここに幸あり」「埴生の宿」「高校三年生」「星よお前は」などを、「幼稚園児のように若やいで」「若大将のように」「最近のことは忘れてもあの頃を思い出して」等々の思い(?)をこめて皆で歌い合いました。
・とくに沖縄が話題になったところでは、「お土産曲」として、ビギンの「島んちゅぬ宝」を、若手団員(若☆Z兼)のY君の担当で、皆さんに覚えていただきました。若い人の曲なのですが、皆さん、ノリも良く、大きな声でうたっていただきありがとうございます。
 
その2)手作り「ビンゴ」
・今回の目玉の一つで、若干のプレゼントも用意させていただきました。かなり楽しんでいただけたように思います。歌声喫茶自体、会場の皆様に「0~9までの数字を書き込んでもらってから」開会しました。開会前、書いていない人が多いことをYくんに教えてもらい、急遽各テーブルをまわって皆様にお願いしたり。。。「今年の出来事を振り返りながら」「歌い合いながら」「歌の合間にはビンゴに丸をつけながら」。と、さらっと言っていますが、これを滑らかに進めるために、人には言えない準備の苦労が。。。ビンゴのマスの中には、あらかじめ「式次第」も組み込んであり、鋭い人には「次はどこに丸がつくか」がわかってしまったりして。
 
その3)手遊び
・身近な保育現場から最近仕入れた「ゲゲゲのきたろう」の手遊びをしました。1本指~5本指(てのひら)とグーを順次、顔の周辺で使って、絵本やテレビでおなじみのあの妖怪たちの真似をする(ヒゲとか耳とか「砂かけ」とか壁とか)、という至極シンプルなもので、初めてなのに、皆様ちゃんとやっていましたね。
 
皆様、ありがとうございました。またのご来場をお待ちしております。新しい方もお出でください。 歩(司会)
 
 
  ふさん、投稿ありがとうございました。
  今回も、またもやビックリの新しい楽しい企画、 アイディアの引き出しが一杯なのに驚きです。
  事前の準備、当日の司会、そして締めくくりの記事の投稿とご苦労頂き、本当に感謝です。 
                                                                                                              勝手に写真部長 

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7/29(日)うたごえの仲間達による「ソロ・アンサンブルフェスティバル」

 

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仙台合唱団員の二キさんらが中心になって立ち上げた実行委員会が企画した
「みやぎのうたごえの仲間たちによるソロ・アンサンブルフェスティバル」が開催されました。
  出演したのは、所属する合唱団での活動に加えて、ソロやアンサンブルで自分たちの思いを表現する活動を積極的になさっている皆さんです。 今まで、「みんつく」の「オリジナル小編成の部」で、素晴らしい歌を聞かせて下さっていた方々が中心でしたねぇ。 また、今回のために新たにグループを結成された方もいたようです。 
  団での活動でも、それぞれの活動目標に向けて積極的に練習・発表を重ね、忙しくしておられる皆さんですが、さらに、自己研修・グループレッスンを重ねて、発表に臨まれる姿勢は本当に立派ですね~ そして演奏された歌のどれも、感動的で素晴らしかったこと~~
  生きる喜び、働く喜びと厳しさを、歌で表現するのはなんと素晴らしいことでしょう。すでに存在するほかの方の作品を歌うのも楽しいですが、 自分のオリジナル曲を歌うのは最高でしょうねぇ。 中には、まず歌詞を書いてみた・・・ そして次に、それに曲を付けてもらった・・・ 今度は自分の歌詞に自分で曲をつけてみた・・・ という方もいらしたとか。 それを繰り返していくうちに、外を見る目も広がってきて、世の中の動きに心をいため、その思いを行動に表すようになる・・・ という人もいることでしょう。 人は、そういうのを「成長する」と言うのではないでしょうか。 みなさんの発表を聞きながら、そんなことを考えていました。
  今回は、歌いなれている方々の発表が多かったようですが、将来的には、スタートしたばかりの方の発表(自作のものでもなくても、歌唱発表でもいいですから)もありの、いろんな方の発表の場になればいいなぁと思いました。 「ソロはつらいけど、アンサンブルならやってみたい」という人もいるかもしれません。そういう、いろんな形の発表の場を作るのも、私たちの、大切で必要な活動のように感じました。
  最初の石段を準備してくれた二キちゃん、大成功でよかったねぇ、本当におめでとうさんでした~~  
                                                    勝手に写真部長

7/15(日)みんなでつくる歌声広場 ~やりましたぁ、今年も金賞ゲット~

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いやいやいやいや、嬉しいですね~
今年も、素晴らしい曲に取り組んで、思いっきり歌いました。
その結果、並み居る強豪を押さえて、ナント~~ 金賞を頂きました。
2年連続ですよぉ。
これも、 絶対、駄目だとおっしゃらない小林先生の根気強いご指導
      ますます磨きのかかった、しかも団員にとても優しくて歌いやすい、華純先生の伴奏、
      いつもにこにこと、「そうそうそうそう」と励ましながら、しっかりご指導下さった松本先生のボイトレ、
のおかげですねぇ。
先生方、ご指導本当にありがとうございました。

勿論、選曲から練習計画、演奏曲を理解するための資料等、きめ細かに配慮して下さった「団長さん始め運営委員の皆さんや音楽部のメンバー」のリードのおかげでもありますねぇ。
さらに、協力団員として、いつも好意的に、誰にもまねのできない「仙台合唱団練習時のご指導の記録」を、陰の力となって、ホームページに一度も欠かすことなく投稿し続けて下さったご隠居さんのお力も大きいと、その分野担当の総務部員として感じています。本当にありがとうございました。

2年連続金賞、というのは筆者が入団してからはなかったような気がしますが(その間が何年かは敢えて触れませんが・・・)なかなかのものなのですよねぇ?

今年も、皆さんの頑張りと、宮うたのお仲間の皆さんのご助言を頂いてこの結果が得られたこと、
そして、全国という次のステップに、自信を持って挑戦できるよう、気持ちを新たに練習に励むことを心に刻んで、今回も賑やかにステージの様子をアップさせて頂きます。
なお、写真は、後半は山内さんのご友人に撮って頂きました。 名ばかりの写真部長とはエライ違いです。ありがとうございました。     勝手に写真部長
 
  追 : 写真の右下角に出る「拡大鏡マーク」をクリックすると、大きい写真がみられます。 結構な迫力ですよ。
     どうぞお楽しみ下さい。

7/7(土)霊屋下第2市営住宅(復興住宅)で、うたごえ喫茶開催

                                「大きな声で歌った!楽しかった!」 
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   7月7日(土)霊屋下第2市営住宅(復興住宅)『ほっとサロン』で、うたごえ喫茶を開催しました。
  ここにお住いのY.Sさんからの依頼でした。Y.Sさんは他の復興住宅で孤独死があったことを報道で知り、せっかく移り住んだここの復興住宅から、孤独死などと、悲しい思いをさせたくないと、住民同士の交流の場として、お茶っこ飲み会を立ち上げたのだそうです。運営を手伝ってくれる強力な助っ人も現れ、毎週土曜日の午後に開催。今では、イベントもするようになり、仙台合唱団に歌声喫茶の依頼がありました。入居して2年、88世帯の大きな復興住宅です。伊達家の墓所広瀬川の側で市内にも近く、立地条件抜群のところです。 残念ながら小林先生との日程が合わず、団内バンドを結成しての開催で、ちょっと早めにお邪魔してバンドとのリハーサルをしました。お客様は、30分も前からいらしていて、リハーサルにも拍手喝采でした。皆さんからは「どっこいしょ節」の踊り方を覚えてサロンで取り上げたい。踊り方を教えて~」という要望がありました。
 
  この日の司会はエグさん。まずは、夏の歌♪「海」♪「夏の思い出」
司会「きらず知っていますか。おからのこと。おからは豆腐の生成過程でできますね。
     これを卯の花といいます。木綿豆腐と絹豆腐どっちが好き? 俺は絹豆腐が好き。
    では、次の歌は♪『夏はきぬ(きぬつながり)』~」
 
     ♪「少年時代」♪「この広い野原いっぱい」に続いて、今度は色に関連の歌で、
      ♪「赤とんぼ」♪「時代」

司会「心の色は何色? 情熱は赤、暗い心はブルー。さて、今僕の心は無色透明。4月に退職し
        無職なので、無色透明です。」に続いて、♪「若者たち」♪「いつでも夢を」と、皆さんが
        知っている曲をどんどん歌いました。   えぐさんは、つなぎ方がうまいですね~
 
 次はTさんのリードで、「『どっこいしょ』と掛け声をかけて動くと、ぎっくり腰にならないそうです。
♪『どっこいしょ節』を踊ります。皆さんも座ったままでいいです。踊ってください~」と呼びかけ、団員が前に勢ぞろいして踊り、見様見まねの人もあり、お客様もにこにこと楽しそうに踊ってくれました。

 ここで休憩。 コーヒーを振る舞う人、お客様とお話をする人。 あれから8年も過ぎましたが、被災した方は、訪問者にあの時の事を聞いてほしい、いろいろ伝えたい、という思いをお持ちでした。
  石巻で被災したという方は、「日和山に、必死でのぼった。そこで我が家が波にのまれるのを目の当たりにした。」と、涙声で話して下さいました。
  「全国の支援を受け、鹿角温泉(秋田県)に、一時受け入れてもらい、温泉三昧の2か月間を過ごしてきた。」「仙台のお医者さんに来ていて、運よく命拾いをした。」「崖のそばの歴史のある旅館だったけれど、2/3が壊れ廃業して、ここに来たの。」などのお話を伺いました。
本当に、大変な経験をなさって、何年経っても過去のことにはならない現実だと思いました。
 
 休憩の後の団演奏は、♪「人生を流れる歌」。 今回もはち切れんばかりのパワーで演奏することができ、「上手だねぇ。涙が出てきたよ」と、ほめて頂きました。すっかり仙台合唱団の持ち歌になりましたね。
 後半のリクエストは、♪「涙そうそう♪「花」(川は流れて、、、)、
♪「北上夜曲」(旦那さんになった人との出会いがあった思い出の歌、とかの話も伺いました)、さらに♪「野に咲く花のように」♪「たんぽぽ」を歌い、エグさんからのクイズ「落花生は日本語。 ピーナッツは何語?」も飛び出し、団員のW.Tさん即答で「双子。私、双子なのよ。」と楽しい回答。
それではアップルは何語?」に対しては、前に座っていた男性が身を乗り出して、「りんご!」と答え、「正解!!」。  ここで、また、みんなで、♪「りんごの唄」の大合唱~~ 「戦後、この歌に励まされ、元気をもらいましたねぇ。 最後、デザートは?」・・・「食後~」と楽しいやり取りが」続き、 ♪「ビリーブ」を歌って、リクエストの最後は、美空ひばりさんの♪「川の流れのように
 主催の代表者から「みんなで、お腹の中から声を出して歌い、楽しかったです。」とお礼の言葉がありました。
  司会のエグさん、お客様にリクエストカードを書いてもらって、歌っている間に構成して、繋がりごとに歌っていくという方式。クイズあり、トークあり、自分のこともネタに使って、次は何歌うのと、引き込まれていきましたね。 お客様、皆さん、大きな声で、歌ってくださいました。
 
 歌った歌は20曲(団演奏を含む)。参加人数は、お客様14名、団員15名(含、若のやっさん)。
 今回は団内バンドの旗揚げ出演でした。キーボードYHさん、アキちゃん、バンマスでべースのKKさん、ギターのシュンさんでした。メンバーでの合わせ練習時間もなく、ぶっつけ本番。 トチッてもご愛敬と、笑い飛ばして和やかに。 バンド監督のエグさん「慣れが一番。よかった、よかった。」と総括。団演奏は、アキちゃん。「どっこいしょ節」はYHさん。何が出てくるかわからないリクエストなので、大変なことでしたが、復興支援ソングブックの55曲の伴奏練習をしていただきました。本当にご苦労さんでした。
 さらに団内バンドメンバーを募集していますよぅ!
 
 最後に、男の方が、二人いらしたのですが、後ろに座っていらした方は、早くから参加して、団員と沢山お話をしていました。帰りには、車のそばまで来て、「ありがとうございました」と、最後の車が出るまで丁寧に見送っていただきました。復興住宅での歌声喫茶は6回目でしょうか。今回も訪問できて本当によかったと思いました。 主催の代表の方からは「みんなで、お腹の中から声を出して歌い、楽しかったです。」とお礼の言葉がありました。  
  尚、写真はドラちゃん、やっさん、YHさんに撮って頂きました。ありがとうございました                    

                                                                                                                  Toko  Ohara