5/15(金)亘理町旧館仮設住宅うたごえ喫茶 老夫婦のラブソング「ズンチャッタ・バンチャッタ」に「アンコール・握手!」

 

イメージ 1
 
2012年1月18日(水)の前回の旧館仮設住宅の訪問時、「笑いが一杯」とタイトルした記事を投稿しました。受け入れ上手で協調性抜群の住民の皆様に支えられて、今回も賑やかで楽しいひとときを過ごしました。
 
6割以上の方がすでに仮設住宅を出て新しい生活を始めておられ、6月末にはほぼ皆さんが移られるということでした。「お別れ会」の意味も込めて、「歌声喫茶をしたい」とのご希望があり、団員12名と小林先生が亘理に伺いました。ご紹介下さったKさんが、たくさんの方にお声をかけて下さり、15人の方がいらして下さいました。なんと地元のFM放送「あおぞら」を通して紹介、呼びかけもしてもらったそうです。本当にありがとうございました! また、職員の方にも参加して頂きましたので、全員で29名の歌声喫茶になりました。
 
司会は名人の太田さん。開会の前から皆さんといろいろやり取りして、明るく楽しくあったかい進行で、すぐに打ち解けた雰囲気になりました。そして、なんだかんだと全部で20曲もの歌が流れました。さすがです!! 太田さんには、のどの調子も悪いのに頑張って頂きました。本当にありがとうございました。
参加の皆さんの中には「ふるさと」の手話を覚えていて、『ふるさと』の部分をすぐにやって見せて下さるたのし~い方もおられました。さらに、リクエスト曲にご自分の思い出を添えられる方もいて、『高原列車は行く』には、「何につけ常磐線で行ったり来たりしていたことを思い出す」と、全面復旧が待たれる慣れ親しんだ列車への思いを語られる方もいました。気持ちを共有して、さらに優しくなれたようなひとときでした。
また踊りも出ましたぁ。町民運動会で踊ったという「亘理音頭」、ごじゃさんを中心にした「花笠音頭」。全員で踊り、「いやぁ、元気ついだね」「よかったゎ~」という声が出ました。もちろん、餅つき歌~今回は「早苗饗の餅つき」~や、「替え歌」などもしっかりプログラムに入っていました。
そして、団演奏は「ブラボー」~~ 大きな拍手を頂き、「もっと聴きたい」の声が・・・ 「閖上大漁祝唄」でお応えしました。
今回も楽しい出し物は、にきズンチャンとふくバンチャンの「ズンチャッタ・バンチャッタ」。皆さん大喜びでした!! ふくバンチャンは吹っ切れてパワーアップしていましたし、にきズンチャンは握手を求められるもてぶりでした。アンコールに応えて「大漁唄い込み」をひとうなり。かっこよかったです。
そして、今なお悲しみに沈むお客様に「先生の素敵なピアノで気持ちが晴れた」と元気を与えて下さった小林先生、伴奏初参戦で、もちろん「これからもよろしく」のしゅんさん、本当にありがとうございました。
団員の皆さんにも遠くまでの移動、お疲れ様でした。     
なお、途中でシャッターが切れなくなり大慌ての情けない部長を、ごじゃさんが助けてくれました。この頃いっぱい助けられているなぁ。ありがとうさんね~~ 勝手に写真部長