6/4(日)乳銀杏うたう会 第13回歌声喫茶にゲスト出演~

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 『乳銀杏(ちちいちょう)保育園は、(仙台市宮城野区)銀杏町にある樹齢1300年の銀杏の大木から名づけられました。この木の幹はお母さんのおっぱいのように下がっており、母乳がでないお母さんがお参りすると、出るようになると伝えられております。この木に見守られて、保育園の子どもは育っています。  当園では、子ども時代を子どもらしく過ごさせたいと考え、行事や日常の保育に取り組んでます。子どもひとり一人を大切に、ひとり一人のよさを認め合いみんなで育ち合えるように、保護者の方々と職員みんなで見守っています。地域の皆さんの子育ての願いに応えていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。』と保育園のホームページに書かれていました。
 1950年4月に「宮城野原保育所」として、先ず開所されたとのこと。現在のように働くお母さんが多くはない時代だったからなおのこと、どうしても働かなければならないお母さん、ぜひとも働きたいお母さんには、子育ての救いになるような保育所だったことでしょう。本当に保育分野の草分け的存在ですね。
 その保育園を会場として、「乳銀杏うたう会」が11年ほど前に誕生し、なんと、園児の保護者さんだけでなく、地域の人や、ちょっとはなれた歌好きの方々が集まって、毎月1回日曜日に、定期的に「うたう会」例会を開催するようになりました。
 体の大きな大人の皆さんが、ホールに座ったり、園児の椅子にちょっとお尻をのせたりして楽しく歌って、笑顔になり帰られるとか。。。 「ええ~っ、あのかわいい椅子にでかい大人が座るの? 椅子壊れないの?」と筆者が聞くと、世話人さんは「大丈夫」と、その写真を見せてくれました。 時々保育所内から園児の声が聞こえてもくるそうで。。。 その情景は想像しただけでほっこりします。 
 園長先生はじめ、職員の方やお世話役の方が心を込めて準備してくれるので、その例会への参加者は増え、今や人気の「うたう会」になり、毎月の例会は50人は下らないとのこと。
 そして、ときど~き開催する「市民センター等での歌声喫茶は、多くの人が集う大きな行事に成長しました。確か、以前、千葉から参加しておられた方にお会いしたことがあります。 大きい歌声喫茶の時も、アットホームで楽しい雰囲気は変わらず、ゲストの出演などもあるので、こちらも参加者は増えているようですね。
 今回は、世話役さんとご常連のメンバーさん、そのほかお手伝いの方、みんなで協力して準備し、参加者はなんと全部で129名とのこと。会場の「宮城野区文化センターシアターホール」はたくさんの参加者と楽しそうな歌声であふれそうでした。
 司会の珍田さんは、いつもと変わらぬ気負わない進行が素敵でした。でも、しっかり過去のデータをチェックして、見事に構成されたプログラム。そして、小林先生をただの伴奏者にせず、話を引き出していくのも魅力的ですね。
 いつものオープニング曲「蔵王の歌」で始まり、毎年この季節にリクエストされる歌を歌い、’6月といえば結婚式’ということで「てんとう虫のサンバ」、ほどなく出産で「こんにちは赤ちゃん」。それを、11年前のこの時期に誕生した乳銀杏うたう会に結びつけていく・・・ 「乳銀杏うたう会を取り上げた産婆さんはまさに小林先生!!」と言いながら、みんなでHappy Birthday toYou!を歌い、それをさらに会場のみなさんの話題にも広げていき、「誕生日が今日の人?」(いない)、「では、昨日の人は?」 と、会場の皆さんや小林先生を巻き込んで会話を楽しくつないでいき、該当の人が出たところで、机上のきれいなお花のプレゼント・・・お見事ですねぇ。感心しましたぁ~ 
  また、歌われた歌も、流行歌やシャンソンと、いろいろで、ゆる~い雰囲気で、会場の皆さんもとてもリラックスして楽しんでおられるようでした。
  私たち合唱団は、14人で、「夜明けまで踊りたい」「その手の中に」「ヨイトマケの唄」の3曲をゲスト演奏。
 慣れない会場?声出し不足?などで、演奏会を終えて間もないのに、いまいちだったかなぁと、自分は個人的にちょっと反省でしたが、ソロの太田さんをはじめ他の団員はみんなばっちりでしたよぉ。
 そうそう、この日は仙台で生まれて、全国に広がっている「とっておきの音楽祭」!!。午前中にちょっと応援に行きました。街には、歌・楽器・踊りを楽しむ人がたくさんいて、みんなちがってみんないい の空気が漂っていて、それぞれ輝いていましたぁ。  勝手に写真部長