6/9(日)塩釜での初めての出演

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6月9日(日)、塩釜国賠同盟主催の催しで演奏する機会をいただきました。
 かつて治安維持法という名のもとに命を奪われ、生活を奪われた方々に思いを寄せ、今もその方々のために活動しているみなさんです。合唱団に歌ってほしい曲のリクエストもあり、合唱団としては最近歌っていなかった荒木栄さんの曲に取り組んできました。
 聴く人の数より合唱団の人の数が多いかも、と初めはお話しされていましたが、実際には30名以上の方の前で18名が演奏するという形になりました。演奏そのものは未完の部分をそれぞれに感じながらであったようです。けれど、目を閉じながらや頷きながらと、私達の歌を聴いてくださっている様が見えた時、これまでの出演とは少し違った粛々たる気持ちを感じました。
 そうした真摯に聴いてくださる方々の心を、また歌う私達の心をつかみ束ねてくれたのは司会のにきさんです。話の中に織り込まれる話題に絶妙な語り口とがあいまって、演奏する曲の一つ一つが引き立てられ、聴いてくださるみなさんに届けられたのではないかと思います。忘れられない名司会でした。
 主催者の方からの温かな言葉に迎えられての今回の演奏に心温まりました。それでも初めての出演依頼であったので、準備担当としては始まるまで緊張の連続でした。
そんな中、直前リハーサルがないというイレギュラーさを見事に克服してくれた参加団員のみなさん。確かな頼もしい伴奏で終始私達の歌を支えてくださった小林先生。また音楽部のみなさんには拙い大雑把な部分を補い、心強く支えていただきました。
ありがとうございました。

記事提供:今回の出演担当音楽部員Tさん
画像提供:音楽部長さん
ありがとうございました。