名取市美田園第一仮設住宅の皆さま~~ありがとうございました

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22回目の支援活動は6月27日に開催する、と決まったのに、訪問先がなかなか決まりませんでした。こりゃあ「お流れ」か、という半分あきらめの気持ちで、仮設住宅をいくつか訪問しました。「午後の体操行事のあとならいい」と、「OK」を下さったのが、「美田園第一仮設のT会長さん」でした。2週間前でのようやくの決定に、訪問のメンバー3人、大きな声で「あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・す」と、安堵と感謝の気持ちでお礼を言いましたよぉ。
ここは、今まで訪問した仮設住宅とどこか違っています。 家が木造? 屋根がちゃんとした切り妻? 地面が全面アスファルト? 中にうかがうと、本棚を活用した下駄箱や、住民のお身内の訪問があったときに安心して泊まれる「共有のお泊まり部屋」があったりしました。
また、バリアフリーなど、高齢者が住みやすい環境も整えられていましたし、設備的にも、運営的にも配慮がなされていました。T会長さんらがいろんな声といろんな気付きを、形にするよう努力なさってきたのだと感じました。
そんな居心地のいい仮設集会所には、子供さんも入れ27人の住民の方と、合唱団員14人、そして小林先生で、全部で42人の参加する歌声喫茶になりました。
何より嬉しい、住民の皆さんからの「閖上大漁節」のご披露もあり、私達の多少不揃いの「花笠音頭」の返礼もありました。また、今回も「面白いズンバン」は、大人気でした。ニキさんと知子さんのコンビには、伴奏の小林先生も「じぇじぇ、知子さん?」とびっくり。知る人しか知りませんが、実は知子さんは、何でもこなすなかなかの役者なのです。また、コント内容も工夫されていました。pm2.5やらPTAやらTPPから、「PEACE」にたどり着くという、高いレベルの話芸が披露され、ますます私達の仮設住宅訪問には欠かせない「目玉演目」になってしまいました。
また、今回もふくちゃんには野菜を準備頂き、ごじゃさんのお友達TAMOさんからは北海道の弟子屈町から、新鮮玉子の支援があり、さらに、テーブルには今回の訪問責任者のNさんから差し入れの「さくらんぼ」が並びました。皆さん、とても喜んで下さいましたよぉ。
今回の司会は「美穂さん」。被災地の復興の問題や教育の問題に連日奮闘し、「死にそうに忙しい」中、司会に駆けつけて下さいました。住民の皆さんのふるさと「被災地閖上」の抱える難しい現実的な問題にも、ちょこちょこと触れながらの進行は、共にわかり合える関係にあることを感じさせるもので、私達も、住民の皆さんの気持ちにふれあえる感じがしました。本当にありがとうございました。

というわけで、今回は私達の気持ちを「美田園第一」の皆さんにすくい上げて頂いたという感じのうたごえ喫茶でした。本当にありがとうございました。
プロジェクトメンバーや、団員の皆さんにも、開催の日までいろいろご心配をお掛けしました。でも、今回も、楽しく嬉しい出会いがあり、よかったですね~ ありがとうございました。     勝手に写真部長