6月17日(土)「ふくちゃん ひまわりコンサート」・・・「醸室」寺子屋ホールにて

イメージ 2
  大崎市古川の市中を流れる緒絶川では、春になると見事な藤棚が川にかかり、その美しさはとても素晴らしいものです。毎年、「古川ふじまつり」も開催され、まつり期間中は藤棚のライトアップも行われます。
大崎市の市役所に近い緒絶橋のたもとにあった由緒ある酒造会社の、200年以上も前に建てられたの酒蔵が、「醸室(かむろ)」という商業施設に改修され、たくさんの観光客や、地域の皆さんが集う所になりました。その中でも一番大きい酒蔵が、コンサートの会場となった「寺子屋ホール」に変身。実に風情ある、市民の皆さんにとってとてもありがたいホールになりました。ピアノ等の音楽発表会や講演会等々、いろいろ活用できそうです。一階には駄菓子屋さんがあり、水風船など、懐かしい遊びができるコーナーもあり、この日も観光客の方や、地元の子どもさん達が休日を楽しんでいました。
  今回のコンサートの主催者は「新婦人古川 ひまわり班」。メンバー皆さんは、とても気の利く方々で、事前の準備から、会場設営、喫茶など、いつもながらの、細かいところまで行き届いたサービス! さらに、なんと言ってもふくちゃんのご主人の全面的なバックアップ! プログラムや歌詞カードなどの味のある素敵な文字とイラスト、参りましたねぇ。イメージ 1なんだか、一枚一枚、あとから筆で色づけなさったのかしらと思うほどの繊細な色の濃淡で、感心してしまいました。 歌詞カードにはラッキーカードがあって、何枚かイラストがカラーになっているのがあったんですょ。 実は、その一人が筆者だったんですぅ~~ こんなことって滅多にないので、こちらも「ふく」が舞い込んできたようでとても嬉しくなりました。
 
 コンサートは、ふくちゃん作詩・小林先生作曲の「うた」で始まり、懐かしの「唱歌メドレー」、沖縄の喜納昌吉さんの「花」、イタリアのラブソング「忘れな草」と続き、ふくちゃんの明るく、鈴のような演奏を楽しみました。 筆者が合唱団に入ったばっかりのころ、練習の時に隣で歌うふくちゃんの歌声にびっくり感激して、「歌のおねえさんみたい」とご本人に言ったことがありました。筆者としては最大のほめ言葉のつもりでしたが、そのツヤのあるお声は今も変わらず素敵です。
 太田さんとの「風に立つ」のデュエットもよかったですね。仙台合唱団のソプラノのソリスト2人の演奏、期待通りばっちりでしたね。
 そして私たちのゲスト演奏、「夜明けまで踊りたい」「その手の中に」。 仙台合唱団員とD51合唱団員、21名が、仙台から、岩手から駆けつけました。都合で出演できなかった団員はきっと残念に思っていたことでしょう。
 今回のプログラムは勿論ふくちゃんの選曲なのでしょうが、小林先生の助言も頂いているのでしょうね~~
 とてもよかったです!!
 さらに、トークもよかったですね。特に「南相馬のおばあちゃん」「二十歳のあなたに」、新曲「しゅくちゃんのうた」の創作曲は、ご自分やお身内、友人のことを取り上げたもので、遠慮がちにコメントしておられましたが、お話の内容も聴く人の心を動かし、その思いを共有しました。そういう意味では普遍的な歌とも言えますねぇ。 ふくちゃんの優しくあったかい言葉が、小林先生の音楽を頂いて、人の心に響き、素敵でした。
 「みんなでうたいましょう」のコーナーもあり、「酒蔵のホールで歌う」という初めての体験を、皆さん楽しんでおられるようでした。
 ふくちゃんには、勿論団員としてこれからも私たちをリードしていって頂きたいと思いますが、同時にたくさんの歌を作って聴かせてほしいと思いました。
 
 終了後、ご主人が、いいお顔で、「ああ、終わったぁ~」と、ほっとしたようにつぶやいておられました。本当にいいご夫婦だなぁ、と思いましたよ。イメージ 3
 参加の皆さんには、本当にお疲れ様でした!
 最後に (「二十歳のあなたに」のメロディーで) 
           「おめでとう コンサート  とても素敵だった これからも続けてね~」
                                                    勝手に写真部長