1/26(木)忠やんの合唱講座 その2

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外はこの冬一番の寒さ。でも南からやってきた忠やんのうたごえと、お話で昨夜の事務所は暖まっていきました。

お昼に仙台に着き、レンタカーで被災地石巻、そして大川小学校に行ってきたという忠やんの行動と想いに、私たちへ伝えたい忠やんの気持ちを強く感じました。

「釜石小学校校歌」「瓦礫」「原発はいらない」を歌い終えた忠やんは「文明はもろいが、人は人の心を失わず、(震災という)大変な環境の中でこのような音楽を産み出すのが人間の力です。物を作り出しながら歌が少し役にたてばいいね」とうたごえの役割を伝えてくれました。


「震災にあい、原発にあった人たちを遠くからみている人も当事者も共通して言っているのは皆『今日を生きて明日を思う』ということ」と自らの生き方と重ねてのお話に、共感しながらそのように意識して生きていきたい、と頷きながら自然に忠やんの話しに入り込んでいました。

後半は「日頃の小林さんの指導とは違うことを承知で参加してね」と前置きで二曲の指導を開始。ともにたいぶ歌ってきた団員の創作曲でしたが、忠やんが「言葉の感情を心で感じてうたうように」との想いでていねいな指導が進むにつれ、音符だけを追っている自分、ピアノの和音を聞き言葉に想いとつながりを意識しないで歌っていることに気づかされ反省することしきりでした。
「どんな音楽をどのように表現していくのか」という課題の講座。忠やんから学んだことを少し意識して次の練習に臨めるようにと思います。
忠やんの想いに触れ、感じることができたことを嬉しく思います。ありがとうございました。今日は急遽紫金草合唱団の練習と、「おじいちゃんから孫たちへ」の合同練習にお顔を出されるようです。明日は無事山形蔵王スキー場でスキーを楽しまれますように。



開始前は、演奏会企画部会議。講座終了後、事務所ではプロジェクトVの打ち合わせ。忠やんを囲んだ打ち上げ会場では9人が、番外編のうたごえ講座、そして震災復興の話で2時間近い交流ができました。

寒い中、たくさんのあったかい団活動の昨夜。お疲れ様でした。

【投稿、お待たせしてしまいました】