3/22(金)   さらに進歩 うたごえ喫茶in名取箱塚桜団地仮設住宅

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2011年5月、名取市で最初にできたこの仮設住宅に、閖上の上町地区の被災者の皆さんが一緒に避難所から移って来たとき、近くの古墳公園には桜が咲いていました。綺麗な花に癒され、どんな悲しみがあっても変わらぬ自然の営みに心を動かされて「桜団地」と、命名されたとのこと。皆さん、仲良くお住まいでした。
19回目の仮設住宅うたごえ喫茶は、中味てんこ盛りの、すご~いうたごえ喫茶になりました。訪問する私達が一番嬉しいのは、住民の皆さんが、愛する地元の民謡を歌い踊って下さったとき・・・ 今回は、「閖上大漁節」を、男の方がリードして、女性の方が踊りをつけて、披露して下さいました。しかも、とても自然に・・・ 今も何かの折に皆さんで歌って踊っておられるのだと感じました。
合唱団からは、「花笠音頭」で、返礼。なんと、手作りの花笠を手に、本場山形花笠パレードの振り付けで、でした。
さら~に、団長さんとニキさんの「ズンチャッタ バンチャッタ」。お二人のコント風のやりとりは絶妙。おまけに歌もうまいし・・・ これからの定番にしたい出し物でした。
そして~、今回参加して下さった私達の声楽指導者松本先生からの「アベ・マリア」の歌のプレゼントがありました。宮城オペラ界第一人者の先生の歌は、会場の集会室から、団地全体に響き渡るようで、みんな感激していました。涙ぐんでおられる方もいました。地元にお住まいの先生には特別な思いがおありで、その思いを込めての感動の演奏でした。
今回の司会は副団長のごじゃさん。アイディア一杯の緻密な計画、ご苦労様でした。そうそう、皆さんには、いつものようにふくちゃんに準備して頂いた野菜のお土産の他、ごじゃさんつながりで卵や素敵な花のカード、のお土産もありました。支援して頂いたごじゃさんのお友達さんにも本当に感謝です。ありがとうございました。
今回の参加は、団関係21名、住民の皆さん32名でした。中に、初参加の団員もいましたし、なんと前夜の練習の見学者Tさんの参加もありました。さらに、閖上出身のNさんつながりで、男性の方の参加が多かったのも嬉しかったですねぇ。
最後に、どんな要望にも、しっかり応えて素敵なピアノを弾いて下さった小林先生に感謝です。
みなさん、遠くまで本当にお疲れ様でしたぁ!   勝手に写真部長