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写真はうたごえ大好き、できれば団員にと、私達がねらっているなおみちゃんパパが撮って下さいました。ありがとうございます。
冬至間近のこの寒い時期に、まだ交通の便が悪い中、夜遅く、石巻まで駆けつけた団員15名と小林先生、本当にお疲れ様でした。うたごえの仲間を思う気持ち、辛い思いをなさった石巻地区の皆さんと、歌で時間を共有したいという強い気持ちの表れだと、初参加の私は感じました。
開始時間が近づくと、ボビーさんら主催者の皆さんが会場に現れ、手早く準備。その後、ご常連と思われるお客様が次々とご来店。クリスマスソングやフォークソングなどを楽しそうに歌い交わしました。勿論、私達も一緒です。実に淡々と心地よい時間が流れ、まもなく、ドリンクタイムとなり、それぞれが頼んだ、「喫茶店モミの木」さんのドリンクを味わう。手慣れた雰囲気です。
そして私達の出番。「高原列車・・・」で、ど派手に間違ったものの、あとは心を込めてしっかり演奏できました。「どっこいしょ節」も喜んでいただけたような気がします。
多分あの後、リクエスト曲を歌ったり、創作曲の披露があったりするのかな、なんて想像しました。257回と大変な回数を重ねておられる「モミの木さんでのうたごえ喫茶」。この日は、いつも伴奏をしておられた方がお亡くなりになったとのことで、ご冥福を祈って「黙祷」から始まりました。特別な思いが感じられましたが、皆さんの日常の中にしっかりと根付いている、穏やかで自然体のうたごえ喫茶だなぁ、と好印象を抱きました。本当に素敵です。
なお、演奏参加者のうち６人が、朝１０時に車で長町出発して、志津川・大川小・日和山公園を巡る慰霊の訪問をして来ました。様子は随分変化してきていますが、悲しみ・苦しみ・怒りが、決して小さくなることのない現実を強く感じてきた次第です。
記事の掲載が遅くなってしまいました。ごめんなさい。 勝手に写真部長
