もう終わり? もっと一緒に歌いたい・・・うたごえ喫茶in塩釜

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 住民の皆さん、ボランティアの皆さん、職員の皆さん、団員など、50人ほどの歌声が、伊保石の仮設住宅集会所に響きました。歌い始めてしばらくは皆さんの表情もかたく、一緒に歌うことに躊躇いを感じておいでのようでした。でも「北国の春」の前奏が始まると、全員お口が動き、声も大きくなりました。まさに全員合唱。私達の「どっこいしょ節」でぐっと雰囲気が和み、「大漁唄い込み」では、はちまき姿のニキさんとトコさんの踊りに明るい笑顔が見られました。「ふるさと」も、手話をとても楽しんでいただきました。歌い慣れた懐かしのメロディー、生活と共にある民謡の力を感じましたねぇ。うたごえ喫茶は、予定時間をはるかにオーバーして盛り上がりました。
 塩釜市の職員さんが常駐し、いつでも相談できる環境にある伊保石の仮設住宅ですが、日々の生活が大変だということ、お気持ちが晴れないという現実は変わらないようです。でも「声を掛け合い、支え合って」頑張る姿には、本当に訪問した私達の方が元気づけられました。
 今回は団員からだけでなく、元団員のSさんを通して寄せて頂いたたくさんの衣類の支援物資がありました。また、ふくちゃんからはおいしい自家製味噌のお土産もあり、皆さんにとても喜んで頂きました。
 遠いところをお出で頂き、皆さんをハッピーにする伴奏をして下さった小林先生、楽しい司会の団長・副団長さん、たくさんの気配りをしてくれた団員の皆さん、本当にお疲れ様でした。
 そして、自らのご予約時間を私達のうたごえ喫茶に提供して下さった「えぜるプロジェクト」の皆様、お騒がせしたのにとても親切にして頂いた塩釜市の職員さん、何より今回の実施に当たって、何から何までお世話頂いた元団員のせやさんに、心から感謝します。皆さんのご協力があっての4回目の仮設住宅でのうたごえ喫茶でした。