全国から一万人、思いは一つ 福島に

自宅の解体工事が迫り、準備のために、大事な団の行事である歌声喫茶を欠席しました。

なのに、どうしても行きたくて、高速を飛ばして福島の「四季の里」に向かっていました。息子や、姉の一家が住む福島。3・11以来、心配と不安が消えることはありません。

「なくせ!原発10・30大集会」には、地元の方、避難先から駆けつけた方、そして思いを寄せる全国の仲間が、一万人も集結しました。

身動きもできないほどの人・人・人。たくさんの問題点や理不尽なことが指摘され、要望が出されました。
放射能被害から子ども達を守ろう」「以前のふくしまに戻して」「被害・損害の全面賠償を」「原発をなくして」等です。

「3才の子どもにがん保険をかけたの」と語ったというやるせない母親の思い、訪れた安全な地で、砂場をしばらくの間じっと見つめたあと、3才の子が発した言葉、「ママ、ここのお砂は遊んでいいの?」など・・・

 最悪の事態が起こった場所で、最悪の目に遭ってしまった当事者の皆さんの話は、心にじんじん伝わってきました。

 集会終了後のデモ行進も延々と続き、うたごえの仲間と送り出しの歌も歌いました。歌いながら、「私も行きたい」と言って
いた合唱団の仲間達のことを思い出しました。そして「ここにいる私はみんなの代表でもある」と思ったのでした。 勝手に写真部長

◆写真部長さんからの写真は、一万人集会を見事に表現された素晴らしい画面。技術がついていかず、アップできない~!残念!
わわわに掲載することにしますので待っててください。 よこち