仙台合唱団大震災支援活動第二弾「仮設住宅でのうたう会」、感動的でした。 名取市の美田園駅近くの仮設住宅にお住まいの方と、毎週金曜日に「お茶のみ会」を主催するボランティアの方等、全部で６０名の皆さんが一緒に歌って下さいました。言葉では言い表せないぐらい大変な目にあわれた皆さんなので「歌ってくれるかしら」と心配していましたが、しっかり声を出して下さいました。それぞれの仮設住宅では声を出して歌うことには気を遣われるようで、久しぶりとばかりに気持ち良さそうに歌ってくれました。これも、被災した皆さんのために地元で献身的に活動してこられ、皆さんからの信頼度抜群のジョセさんが司会をしてくれたからであり、勿論小林先生の素敵なピアノのお蔭です。でも、「上を向いて歩こう」を歌っているとき「楽しいけど思い出す・・・」と涙ぐまれる方もいらっしゃいました。 そして私達の演奏も聴いていただきました。「あなたが夜明けをつげる子どもたち」と「見上げてごらん夜の星を」、そしてアンコールに応えて「ふるさと」です。参加の皆さんはずっと同じ地域で共に住んでこられた顔なじみの方々なので、楽しいやりとりもありました。 最後には「また来て～」というお誘いを受けたのですよ～ 聞くところによると、参加者の中から別の仮設住宅にも「来て」とお声もかかったとか。大成功、最高です。 団員の皆さんや朝市の保育園からご協力頂いた支援物資も好評で、全部受け取って頂けました。特にFちゃんの野菜は大人気でしたよぉ。 とても嬉しい気持ちで会を終えた後、ジョセさんの案内で、参加の皆さんが住んでおられた地区等をまわりました。すぐ前に穏やかな海が広がっていますが、辺りには草が伸びきっていました。楽しげに歌っておられた皆さんの深い悲しみが胸に深く感じられました。 勝手に写真部長
「また来てもいいかな？」「いいとも～」
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