昨年12月にクリスマス会にお邪魔した「若林西復興住宅」の敷地で開催された「若林西せせらぎ会主催の秋祭り」に参加させて頂きました。演奏とうたう会で30分という短い持ち時間でしたが、合唱団の35回目の支援活動(うたごえ喫茶)として取り組ませて頂きました。
この日は、秋晴れながら風が強く、マイクを準備して頂いたものの、音が流れ、年の割に元気溌剌とした演奏が取り柄(?)の仙台合唱団ではありますが、合唱発表にはちょっと厳しい状況でした。でも、優に100人は超えるお客様は復興住宅やお近くにお住まいの方が中心で、皆さんお優しく、大きな拍手をして下さいましたし、うたう会も楽しんで頂きました。
また、参加者全員に食券を準備して頂き、おにぎりやら豚汁やら焼きそばやらサンマの塩焼きやら・・・と、おいしい物をいろいろ頂いたり、出店で買い物をしたりしました。小林先生も焼きたてのサンマをおいしそうに召し上がっておられましたよぉ。
本当に、実施要項にあった『お祭りを一緒に楽しめるといいですね』その通りの、思いがけない開放的な楽しいひとときになりました。主催者の皆様、お心遣い本当にありがとうございました。また何かの折には是非お声をかけて下さいね。勿論、余り気を遣わず気軽にね~~
さて、私たちの演奏は「高原列車は行く」「ブラボー」「閖上大漁祝唄」。一生懸命に歌いましたが、なんと言っても司会のOさんのお話に救われました。
「今日は老若男女40人の団員の中から15人が参加しました。老だと思う人、はい手を挙げて~ 若だと思う
人、・・・・」
「震災から4年半、公営住宅に移ったけれど、まだまだ苦労は続くことと思います。でも『必ず夜は明けるよ、
夢を持ってがんばろうよ!』と歌います。『ブラボー』、お聞き下さい。」
「いよいよ歌う会です。皆さんで歌います。上手でも下手でもいい、声を出すと心のビタミン剤になります。伴
奏が盛り上げてくれます。」
短い言葉で、あたたかく楽しく・・・ ステキでした。
さらに、今回の「ズンチャッタ バンチャッタ」。またもや新たなタレント誕生!!
司会名人のエグさんと知子さん。時間の関係でお楽しみコントはあまりありませんでしたが、雰囲気抜群、ほぼぶっつけ本番なのに大したもんだわぁ。二人の二重唱もばっちり決まっていました。
そしてもう一つ、私たちの次の出番は「杜の都の笑楽隊」さんのバラエティーショーでしたが、その中に仙台合唱団の元団員さんがいて、ギターでおもしろ替え歌を指導。七郷中央公園仮設住宅でお世話になっている種田さんもパーカッションで一緒に。そこに、急遽頼まれてふくちゃんが参加。急なことなのに動じないふくちゃんの見事な進行と歌に感心してしまったぁ。
このように、人のつながり、団員の多彩な魅力が発揮された楽しいひとときでもありました。
担当のOさんには、打ち合わせや歌詞カードの作成等、風邪引きで体調も悪いのに準備、本当に大変でしたね。また、まいまいさんにはいろいろつなぎ役、ありがとうございました。
そして、お忙しい土曜日の時間を縫うように駆けつけて下さった小林先生、本当にありがとうございました。
勝手に写真部長