10/4(金) お陰様で支援うたごえ喫茶24回目に! 愛島仮設住宅で楽しく開催!

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仮設住宅に訪問するときは、天気に恵まれることが多く、おてんとさんも応援してくれているのかしら、なんて嬉しくなっちゃいます。
回を重ねる毎に、内容が住民の方と一体になってきたうたごえ喫茶。今回も、司会の超ベテラン・ニキさんの引き出し力のおかげで、盛り上がりました。
ハモニカがお得意のご年配のEさん、初めは何かと「いいから、いいから」とご遠慮。でも、驚いたぁ、次の場面で、ニキさんは「では、いいからさん!どうぞ」と指名。会場にいた人、皆楽しくて大笑い。「いいからさん」は「ふるさと」の伴奏をして下さったり、交流タイムには手品を見せて下さったり、と活躍してくれました。
また、閖上のサラリーマンさんだったイチローさんの協力も素晴らしかったです。「オレ、歌大好きなの」とおっしゃって、たくさんリクエストして下さり、場を盛り上げて下さいました。
そして、一週間後のステージ発表を控えて、ちょっと遠慮がちでだった仮設住宅のダンスグループ「愛島ダンサーズ」の皆さん。手作りの衣装(お子さん用のかわいいのもありましたよ!)を見せて下さったりして、休憩後の後半には、二曲踊ってくださいました。私達も合わせて、手踊り!嬉しいひとときでした。
私達からの、今回のナイスプレゼントは、松本先生のソプラノソロ「サマータイム」。参加者全員大喜び。隣室で待機していた社協のスタッフさんも、「これは何事ぞ」と部屋から出てきて、先生の歌を堪能。松本先生には、「ミ」の上の「ミ」、またその上の「ミ」の音まで聞かせて下さったのですう。本当にありがとうございました。地元名取で被災者のために奮闘し、住民の皆さんもよくご存じの美穂さんも駆けつけて、挨拶をしてくれたのですが、美穂さんの「松本先生の紹介」にあった『ディーヴァ・歌姫』がぴったりの演奏で、感激しました。
名取市閖上地区にお住まいだった方がほとんどの皆さんでしたが、プロジェクトメンバーの今回の担当チーフ・Nさんが、同じ閖上の出身とあって、Nさんの紹介の後、雰囲気はさらに親密なものになりました。被災者のつらい気持ちは、他の人には、なかなか分からないと言われます。今回参加の皆さん、朝のラジオ体操から午前・午後と、日課のように集会所に集い、縫い物をしたり、ダンスをしたり、手話をしたりして、仲良く支え合って毎日をお過ごしです。それでも、夜になると、いろいろ思い出して悲しくなったり、不安になったりして眠れないとのことです。「みんな、薬飲んで寝るのよ」というお話しでした。皆さんのお心を思うと、胸が締め付けられます。
さて、今回の参加者は、住民の方23人、社協のスタッフさん2人、白百合大学の実習生さん1人、団員13名と小林先生、松本先生で、みんなで41人のうたごえ喫茶でした。
小林先生には、響きの強い電子ピアノで伴奏も大変だったと思いますが、松本先生の伴奏もして頂き、素敵でした。
皆さまのおかげの24回目、これもとても感激です!! 長くなってごめんなさい。勝手に写真部長