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震災復興支援活動の「うたごえ喫茶」９回目は、ちょっと遠い東松島市小野の「風の子公園仮設住宅」で行いました。２１世帯の住民の皆さんがお住まいの、こじんまりとした仮設住宅です。
東松島市の地震・津波による被害は大きく、国道45号線が走る地域も、広い範囲にわたって津波に襲われ、重要な交通手段であるＪＲ仙石線は、今なお高城町～陸前小野駅間が復旧しておらず、松島海岸～矢本駅間でバスでの代行輸送になっています。
その小野にある小さな仮設住宅の集会所に、住民の方や、定期的にお茶飲み会を開催しておられるボランティアの皆さん、団員ら、26名が集ってのうたごえ喫茶は、和やかでとても楽しいものでした。この連休中も、訪問する団体は余りなく、静かに過ごされていたとのこと。でも、プランターに植えられたチューリップなどの花が、明るい彩りを添えていました。
今回は何といっても、団員の知子さんが大活躍でした。凄いことに、取り上げた18曲全部の伴奏をしてくれました。そして、トコさんの穏やかな司会、よこちさんの手話、ふくちゃんのソロ、と、中味もいろいろで楽しんで頂きました。また、お土産にお持ちした野菜等も喜んで頂きましたし、皆さんからご協力頂いた支援物資も好評でした。「こんなふうに歌うのは初めて・・・」と涙ぐむ方もおられ、ささやかな活動だけれども、まだまだ私達の訪問を待ってる皆さんがおられると、強く心に感じました。
今回もえぜるプロジェクトの皆様には、いろいろとお世話になりました。ありがとうございます。そして支援物資を寄せて頂いた団員の皆さんにも、心から感謝します。 勝手に写真部長
